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競輪GP

2018/12/29 18:29 閲覧数(1235)
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みなさんこんにちは。
ヤマコウです。
 
グランプリシリーズも2日目を迎えて、検車場の雰囲気が徐々に高まってきました。
ライトアップされた競輪場で走る雰囲気は、普段のナイターとは違った趣きがあります。
 
ヤングGPは太田竜馬が優勝しました。
ラストチャンスとなる今年、しっかり優勝したから大したものです。
大器と言われてデビューしたものの、ここ一番での凡走が目立ちますが、これをきっかけに飛躍することを願っています。
 
明日は競輪グランプリ2108です。
 
今年の平塚日本選手権から脇本雄太がGⅠの中心として回っています。
詳しくは日刊スポーツの私のコラムを見ていただくとして、
近畿4車並ぶことについて触れたいと思います。
 
私が2011年に優勝した時、深谷知広―浅井康太の3番手から優勝したのですが、最初から3番手を回ることに抵抗を感じていました。
自分の脚力がないのは分かっていました。
「優勝に一番近いのは2番手」
と私は思っていましたから、最初から3番手を回ることが優勝を放棄したような気がして嫌でした。
結果的に優勝するのですが、今回のそれに近い気持ちは村上博幸だと思います。
 
たしかに、今年のグランプリを走れるのは脇本雄太や三谷竜生などの近畿の自力選手が頑張ってきたからです。
かといって、4番手を回ってハナから優勝を放棄したかの位置は回りたくない。
 
こんな葛藤があったことでしょう。
 
しかし「最初から分かれる選択は考えてなかった」と言います。
「今の自分があるのは近畿の選手のおかげ。それを乱すことは賛否両論あるだろうが崩したくなかった。」
と潔いものでした。
「優勝というよりも、今までやって来たことの集大成として走りたい」
という表情は、実にさっぱりしたものでした。
 
もし、博幸が「4番手は回らない」といえば、兄が苦悩するのが見えています。
それを回避したかったという気持ちもあるでしょう。
 
3番手を回る村上義弘も、納得の3番手でしょうが優勝するには遠い位置です。
「幸二さんが優勝したのは運ですから、僕にも運があれば優勝できるんじゃないですか」
と言う村上に「やかましわっ」と言って会話を締めくくりましたが、まさしく運がなければ勝てません。
 
もちろん、運をつかむには常日頃刀を磨かなければいけません。
それができるからこの舞台に立っているのです。
そこからさらに運をつかむ選手は誰なのでしょうか。
 
私は、三谷が無風で番手回って脇本とワンツーと見ますが、みなさんはどうでしょうか。
 
 
 
 
 
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