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深谷知広の移籍で思うこと。

2020/11/17 16:53 閲覧数(21486)
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こんにちは、ヤマコウです。
久しぶりに更新します。

今日は競輪祭の前検日ですが、
つい最近、深谷知広が結婚して静岡に移籍する!
というビッグニュースがありました。
「ぶっちゃけいりん」でも深谷が触れています。
深谷のブログや報道関係でも発表され、いよいよカウントダウンが始まりました。

私が初めて聞いたのが、伊東温泉競輪場で行われた「共同通信社杯」でした。

検車で深谷とばったり会った時に、
深谷が「あ、拳矢のお父さん」とじゃれてきたので、
「番手まくりするんじゃねーぞ。まぁ、でも深谷ならいっか」
と言うと深谷は「これからは叩き合いになると思います」
と真剣な顔をして答えました。

(ん?先行選手として後ろには付かないってことなのかな?)
と、とっさに思いました。

すると
「実は移籍することにしました」と言うので、私の頭の中は「???」です。
「静岡に住居を定めたいと思って…」
「えーーーーーーーーーーっ!!!」
思わず声がでました。
その瞬間、深谷とのいろんな思い出が走馬灯のように駆け巡りました。

初めてナマ深谷を見て驚いたこと。
深谷のかましに初めて離れたこと。
その時のお客さんからの罵声がすごくて、次からは体に余分な力が入って自分でもコントロールできなかったこと、
深谷、浅井の3番手を回って平塚GPを獲った時のこと…

などなど、ほんとにいろんなことが即座に浮かんだのです。
その瞬間、頬を涙が伝うのが分かりました。

今でこそ、解説者と現役選手の立場ですが心の底では繋がっていると思っています。
中部にいて当たり前の存在が、いなくなって初めて彼の存在の大きさに気付きました。
私が晩年頑張れたのは、深谷知広という怪物がデビューしたからです。
「あいつに食らいつけば、もう一度タイトルが獲れる」
今まではホンワリとしか見えなかったタイトルが、現実的に見えてきたことがどれだけ自分を奮い立たせることができたか。
言葉では言い表せないほどのパワーをもらいました。

彼とはたくさんじゃれ合いました。
開催中はいつも一緒にいました。
なぜだか分からない居心地の良さがあったからですが、
彼もこんなに年上の私をすごく慕ってくれました(そう思いたい!)

開催が一緒になると、私が大好きな「クッピーラムネ」をおみやで(それも1ダース!)必ず買ってきてくれました。
「そんなに食えん!」と言っても必ず1ダースです。
無理して食べました(笑)。
今では「クッピーラムネ」を食べることも無くなりました。

伊東温泉競輪場の出来事を、深谷は何も触れないので
「中部を離れることを何も思ってないのかな…」
と思っていました。

そして、共同通信社杯から1ヶ月ほどたった10月後半、
「希望出して12月の大垣開催が中部最終戦になりました」
と深谷からダイレクトメールが届きました。
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