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川崎桜花賞から武雄記念を考える

2021/04/21 16:46 閲覧数(8887)
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ギャンブーコラムをご覧のみなさん、こんにちは。
ヤマコウです。

明日から武雄競輪開設71周年記念大楠賞争奪戦が始まります。

今シリーズの構図は
大まかにいうと「郡司浩平(99期・神奈川)vs松浦悠士(98期・広島)清水裕友(105期・山口)」という構図になります
そこに、
地元の山田英明(89期・佐賀)がどれだけ食い込めるかでしょう。


郡司と清水は
前回の川崎桜花賞で対戦しています

この決勝は
郡司が松井宏佑(113期・神奈川)の番手から
清水のまくりを併せて優勝した訳ですが
ラインの先頭選手
山崎賢人(111期・長崎)
古性優作(100期・大阪)
清水裕友がそれぞれミスを犯して結果的に郡司に追い風になったと思います

神奈川勢に先行されると、
郡司の番手まくりで終わるだけに
そんなレースを南関勢にさせてはいけなかった

対して清水と古性は、山崎に先行させて
松井の動きに併せ仕掛けるのがベストでした

まず山崎は
1周かましを狙いたいなら前受けしなければならなかったのに
取った初手は一番後ろ
レースの進め方がチグハグでした

そして古性、
あのまま山崎に付いていっても清水に粘られて外並走
もしくは打鐘で山崎を叩く展開になったと思います
それなら松井がかましてジ・エンド

山崎の前に位置したなら
まず前を叩いて山崎に先行態勢を作らせなければいけなかった

そして清水
前受けした訳ですがそこに戦術があったようには思えませんでした
前受けは南関勢にさせて
打鐘で最後方に置かなければ
清水達のチャンスは限りなく低くなります

それでも前受けで、まず山崎を突っ張り
その後南関勢に飛びついてまくりに行きます

しかし郡司に併されて3着
レース後
「郡司さんにはいつも併されている」
とコメントしていましたが
それなら組み立て失敗だったと思います
(清水が何か意図していたら別ですが…)

この3人がチグハグなレースをした為に
松井が安易に先行できたと思います

セオリー通りに動かないのが
古性や清水の魅力ですが
本線の4番手(この場合は南関の4番手)を取るレースでは
捲ることは難しいと思います
特に本線の番手が超一流(平原、郡司など)の場合
支線を先行させて、本線より先まくりが一番勝利に近いと思います
そして、松井のまくりに併せて清水や古性が出るレースをすれば
ファンはもっと喜んで
その展開の勝者に惜しみない拍手を送ることでしょう

今節(武雄記念)は
ナショナルチームクラスのスピードを持つ若手が少ないので
個と個の力比べがメインとなるでしょう

特に山田英明(89期・佐賀)ら地元勢は
個の力で郡司、清水、松浦らに劣るので
一人でも数多く勝ち上がってラインの力で戦うしかないと思います。
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