川口ナイターオートレース三節目の今節はGⅡ川口記念。
消音マフラー装着でのグレードレース。
どの様な展開になるのか初日から興味津々でした。
斯く言う私。
初日から現場にて観戦しておりました。
昨年行われた一般開催でのナイターレースとは幾分趣も異なり、流石！グレードレースと感じるものでした。
話を遡ればですが、昨年のナイターレースでは、時計的にあと一息の場面が多々見られました。
そして、スタートよりも捌きのレースが出来るか否かで大きく勝敗が分かれたものの様に感じておりましたが、今節の川口記念に於いては、スタートが大きく勝敗を分ける結果となった様に思います。
マサに、昼開催のストレートマフラーの展開にほど近いかと。
そして、プラスすれば捌き脚も要求される場面も多く見られました。
要は、昼開催（ストレートマフラー）の動き（スタートを含む）を加味しながら、消音マフラー装着のクセを征した選手が勝ち星を挙げ、明日の優勝戦へ駒を進めたと思いたいですね。
とは言ったものの…
各選手の皆様の口からは、合わせるのが難しい…ワンテンポ置いてからパワーが来る…とにかく、走ってみなければ分からない…
等のコメントも多く聞かれましたね。
がしかし！
この厳しい条件をクリアした選手の皆様の努力と気迫には拍手を贈りたいのであります。
明日はいよいよ優勝戦。
消音マフラー初のグレードレースを征するのは誰か！
今からワクワクしますね。

GⅡ川口記念優勝戦
①掛川和人 0
②小原 望 0
③佐藤摩弥 0
④黒岩 明 10
⑤佐藤貴也 10
⑥池田政和 10
⑦青山周平 10
⑧中村雅人 10

8周回 4100m

時計的に注目したいのは④黒岩選手。
消音マフラー初の上がり時計3.395
本日の準決勝。スタート速攻も手伝ってか序盤から良い位置に付け、頭に立った途端に開け開け走法。
明日の優勝戦。10の最内からの発進。
今節スタート見えている様に思います。
本日の時計を持ってすれば…。

そして、同じスタート速攻で挙げるのならば⑦青山選手。
黒岩選手以上のスタートの斬れ味にはスタンドも響めいておりました。
明日は⑦枠からメイチで決めてくれるに違いありませんし、上がり時計も3.408と魅力あり。
先月のSGオールスターを征した脚色は記憶に新しいところ。

③佐藤摩弥選手
とにかく、スタート張れます。
ただ、問題は①掛川選手がスタート残した場合…。
佐藤摩弥選手が掛川選手を捌けるのか？
某アナウンサーも言っております『川口名物 掛川渋滞…』
とにもかくにも、スタートが鍵となるのではなかろうかと。

やっぱり、このお方の存在は大きいでしょう⑧中村選手
常に安定しております。
今節の着取りも1・2・1・1
試走タイム・上り時計を見る限りでは、消音マフラーの影響なのか、今ひとつの感はありますが、捌き脚という面では一枚も二枚も上の選手です。
周回が伸びれば伸びるほど、中村選手の腕の見せどころ。
現No. 1レーサーとして、絶対的な信頼を背負うこと間違いなし！

GⅡ川口記念優勝戦
⑦=⑧-④⑤⑥

☆ちょいと気になるこの一車☆
⑤佐藤貴也選手
本日の準決勝。
人気薄ではありましたが、スタート決めて捌いて行く展開には脱帽。
上り時計を見る限り、厳しいと感じますが、枠的には魅力あり。
レース後のインタビューでは、ちょっと足りない…明日に向けて整備・セッティングを見直すとのコメント。
そして、佐藤貴也選手の名文句『Bet on me』自ら発した事という事は…。
明日の試走タイムと気配に要注目！