話し上手は聞き上手

昔の人は上手いこと言ったものだと感心する。

現在、FM Kawaguchiにて音楽バラエティ番組を担当させて頂いているが、局のアナウンサーの方は勿論、その他番組を担当されているDJの皆様のトークスキルと言ったらハンパない！
良い意味での『ああ言えばこう言う…』的なね。
『ラジオ＝目に見えないメディア』である事は御承知の通り。
故に、そのものを解りやすく言葉として具現化しリスナーへ伝え、且つ想像力を掻き立てる。
とは言ったものの、我々にはどの様な場面がそれに当てはまるのかイマイチピンと来ない事でしょう！
分かりやすく言えば『ラジオNIKKEIの競馬中継』と『プロ野球中継』が身近かも。
彼等が伝えるトークの技術と言ったらひとつの芸と例える方も居ると思うが、それこそ悪口になってしまいそうだ。
そこに至る迄の努力を思えば、マサに職人の域である事は間違いない。
3競オートを担当する実況マンの皆様も然り！
事前に選手に取材し、情報を集め整理し、それを構成し自身の言葉として中継に乗せる。
マサに、聞くことが出来なければ為し得ない職業だと思う。
まぁ…中には『あの実況はダメだ！』やら『俺の方が上手く出来る！』等と言いたがる公営ファンも一部居るが、先に綴った通り『話し上手は聞き上手』
己の意思・意見を噛み殺し、そのものを万人に明確に伝える事がプロの仕事である事を理解して欲しい。
今ではアナウンス学院やら専門学校が多く存在する。
場所によっては1日体験入学なども存在する専門学校もあるみたいだから一度行ってみると良いよ。
人との対話が成立しなければ伝える事すら不可能である意味がよくよく分かると思う。

話し上手は聞き上手

俺もラジオやってるからには、原点に立ち返る意味を込めて、今一度この意味をしっかりと理解しないとね☆