2回にわたって、自分の好きな選手佐々木龍也選手の馴れ初めについて書きました。
今回はその後です。また一回では書けないと思うので何度かに分けてコラムにと思います。
佐々木龍也選手の持病を抱えての選手生活に非常に感動して、大ファンになったのですが、自分は2浪中。
しかも、当時はS級シリーズの場外発売なんて無く、場外発売は特別競輪だけ。(記念競輪も一部で場外発売はありましたが、今のように全国発売が本格的になったは自分の記憶が確かなら4日制になった辺りではと)
レースを観れるのは生観戦が主でした。
観たいと衝動に駆られているときに限って、地元での出走が無い。
とりあえず日刊スポーツで関東圏の競輪場に出走する際の情報だけはと思い、常に競輪欄をチェックしてました。
悶々とした日々を送った甲斐あってか、何とか進路決定!
競輪三昧だとワクワクしてましたが、打つ金が無い!!
応援だけでもですが、やはり応援選手の車券を買って手に汗握る方が。
さすがに散々親の脛をかじってきて、学費ならまだしも遊興費をとは‥
バイトの日々です。
それだけでなく、当然勉強や友人との付き合いもとの生活を送っている
うちに競輪熱がちょっと冷めてしまった時期でもありました。
その代わり、この時期に夢中になったのが南関競馬でした。
大井競馬のナイター開催がメジャーになり始めた頃で、学校やバイト帰りにちょっと顔出して自宅に戻れる感じで、自分の住んでいた環境は本当にギャンブルパラダイスでした。
京浜急行はギャンブルラインなんて揶揄されていたこともありました。
大井競馬場は、ナイター開催のイルミネーションできらびやか。
何より驚いたのが予想屋の多さでした。
川崎、花月園も予想屋がいましたが、大井競馬場ほどはいなかったように思います。
また大井競馬場の予想屋は個性的な予想屋が多く、口上を聞くだけでも本当に楽しく刺激的でした。
南関競馬の話はまたの機会にコラムにできたらで。
競輪から競馬への比重が傾いた頃で、スポーツ新聞は買うも競輪欄よりも競馬欄がメイン。
そんなある日、ふと競輪欄に目をやると「佐々木 記念制覇!」の文字が。
その当時、記念競輪は前節・後節の3日ずつで、A級戦が前半で後半がS級戦。
現在の記念競輪とは比較が難しいですが、トップレーサーはS級シリーズに参戦は少なく記念がメインの斡旋。
記念競輪が、その競輪場で特別競輪クラスの選手が参戦する唯一の機会。
今以上に記念競輪のステータスがあったように思います。
そんな記念競輪で優勝!!
忘れかけていた競輪の熱が蘇る瞬間でもありました。
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