8番手スタートもあるなんて、王者とそのファンの方にお詫びします。

チェンジを入れてからの伸びが今節は超抜だったので、多少遅れても大丈夫だとは思っていましたが全くの杞憂でした。

復活という言葉は当たらないですね。エンジンさえ仕上がっていれば、やはり王者は強いです。

オンデマンドで見直すと、ちょっとマシンが暴れている感じがします。3日目がやはり一番でしたね。タイヤもあると思いますが、そのせいかはわかりませんが、3.382という上がりタイムはこの時期と8周回から考えると少し平凡のような気がします。


昨日、王者は別次元にいる、他の選手が視界に入っていないと書きました。その意味を私なりに解説すると、ただ勝つというより勝ち方にこだわっているのではないか。もっと正確に言えば、如何にしてスムーズに抜いてゆくか、大げさに言えば如何にして美しく走るか、と思えてなりません。勝敗はその結果として付いてくるものと考えているような気がします。


以前に、基本的に王者は無理をしないと書きました。要は、反則ギリギリまでしてとか、接触の危険を犯してまで勝ちに行かないという意味です。ただ公営競技の選手は決して口にしてはいけないことですが。

美しく抜き、美しく走ってこそ勝利の意味が深くなる・・・。
（これは、あくまでも私の勝手な推測です）


まぁ、ついこんなことを書いてしまうぐらい今節の王者の走りは綺麗でした。ただ優勝戦はちょっと左足が忙しい時がありましたが。


私の表現に納得しない方もいると思います。永井選手の豪快なフォーム、浦田選手の肩を揺らす独特なフォームを好きだ、という方もいるでしょう。それは人それぞれで良いと思いますが、最近ふと気がつくと、今日はスムーズに美しく走れるだろうかと、王者のレースの度に考えてしまう自分がいます。しばらく車券も買ってないですし（笑）


でも、これで少し面白くなりました。去年は周平クン一色のところがありましたが（前半は永井選手が頑張りましたが）、王者との対決が見ものです。来月の共同通信杯、その先のオールスター。楽しみですね。


少し心配なのは永井選手。かなり重症です。レースになっていませんでしたね。
木村選手もかなり低下傾向にあるようです。ただ伊藤信選手は残念でした。スタートが互角なら王者と好勝負できたと思います。
今節の篠原選手は、後半けっこう粘っていたので残り目があるかなと思っていましたが2着とは・・・。頑張りましたね。
内山選手は相変わらずしぶといです。岡部さんはスタートが全て。三浦クンはまだまだかな。


そういえば船橋開催。もしかして周平クンと中村選手はスーパーハンデ？　　中村選手はともかく、周平クンは大変ですね。どんなレースになるのでしょうか・・・。