みなさん、おはようございます。

別府記念を振り返ろうと思います。

私は、二日目に惨敗し、三日目、最終日と、欠場を余儀なくされたのですが、
準決勝３個レース、決勝と、まったく見当違いの結果となりましたので、
欠場で正解……と、言いますより、２～３万円儲けたような気分です（笑）

ギャンブラーはよく、
「買わなきゃ当たらない」
と、言いますが、
私のようなヘボ車券師は、
「買わなきゃ負けない」
という場合がほとんどで、
ライブ中継やダイジェストを見て、たいていは、
「間に合わなくてよかった」
「勝負権が無くて助かった」
「人生賭けなくてよかった」
と、思っております。

たまにあるんですけどね、
「悪さしてでも金策しておけばよかった」
と、思うことも（笑）

さて、別府記念ですが、
優勝は後閑選手。

初日特選で逃げ切ったレースを見て、仕上がっているとは思いましたが、
近況を考えれば、優勝するとは予想できませんでした。
仕上がっている時の後閑は、新田の捲りやパーキンスの捲りをさらに捲ってしまったりするほどの強さですからねぇ。
あのメンバーでは勝っても不思議ではありません。
地元の菅原は仕掛けを焦りすぎ、逆に及川の番手で二段駆け体勢だった菊地は、シビアに仕掛けることができませんでしたから、展開も味方しました。

そして、車券部門での優勝が、
競輪小僧さん！！！！！

たまにあるんですよねぇ、一発が。
後閑の頭に決め打ちし、二、三着を手広く買ったあたりが素晴らしかった。

小僧さんのコラムにも書かれておりましたが、
実は、決勝前夜、メールで予想トークをしましてね。
「今回の後閑選手は仕上がっているようですが、決勝は頭勝負でいいでしょうか？」
という小僧さんの問いに、
「後閑の頭なんて、及川の頭の次に買えません。
逃げたら木暮に差されるでしょうし、及川―菊地の二段駆けを捲れるわけがない」
って、返信したんです。
小僧さんが、後閑選手にはプライベートでお世話になっているのを知っていて、それでもあえて、否定しましたからね（笑）

結果、私の能書きを一切信じず、己の心情を貫いて勝負した小僧さんが、見事的中。

正直、ホッとしました（笑）
私の能書きを聞いて、小僧さんが後閑から買うのをやめていたら、
何言われるかわかりませんでしたからねぇ（笑）

逆に言えば、小僧さんの的中は、
「私の能書きの説得力不足のおかげ」
でもあるわけです（笑）

私が普段、車券を当てまくっていたならば、
小僧さんも、「後閑さん厳しいか」
と、予想を変更していたかもしれません。
私の下手っぷりを知っているからこそ、コラムに書かれている通り、
「逆に後閑の頭でいこう」
と、思えたと言えるでしょう（笑）

レース後、小僧さんから届いたメールが、なんとも憎らしい。

「店長、ありがとうございました」

ですって（怒り笑い）

あのねぇ小僧さん。
今回は私、車券を買ってなかったから良かったものの、
菊地あたりから厚めに勝負していたら、
「何がありがとうじゃ～！！！！！
後閑の頭なんて、一銭もいらないって言ったおれっちに、ありがとうとはどういうつもりじゃ～！！！！！」
って、キレてますからね、間違いなく（笑）

と言うのは冗談として、
自分が絶対に取れない車券を、仲間が取ることは、嬉しいことです。
自分が、悩みに悩んだ挙げ句に切った車券だったり、大金勝負していた時に、本命サイドを三連複で一枚取ったと大喜びされたりする場合は、とても素直に祝福できませんが（笑）

競輪小僧さんとも、長い付き合いになってきました。
いずれこの場で、いろんなエピソードを書こうと思います。

後閑選手、そして、競輪小僧さん、
優勝おめでとうございました。

私も、次の記念では仕上げて臨み、優勝したいと思います。
小僧さんにできて、私にできないはずがありませんから（笑）

では、また。