みなさんこんにちはm(__)m
ヤマコロジーの時間です。
岸和田競輪場で行われた第66回高松宮記念杯競輪。
武田豊樹の優勝で幕を閉じました。
わたくし、ホーム側のスタンドで生観戦してましたが、
4コーナーを回ってからからのお客さんの反応が、
「稲垣―――――――――!」
と声援一色でした。
それほどまで、稲垣裕之の優勝を待ち望んでいた方が多かったのです。
地元近畿地区での開催もあったでしょうが、
それでも、暖かい声援が多かった。
レースは、予想とは少し違いましたが脇本の後ろがもつれる展開となりました。
ここまでは予想通り。
そして2コーナーで、まくり不発の平原康多が村上義弘めがけて急降下。
あの体格で、バンクのカントを利用しての体当たりは、
みなさんが想像する以上の衝撃があります。
私も、同じことを彼にやられたことがありますが、
当たられた瞬間転ぶと思い
「危ないっ!」
と自然に叫んでいたことを思い出します。
その体当たりを、村上はよくしのぎました。
しかし、勝利の神様は気まぐれなものです。
もし、あそこで平原が村上に勝っていたら、私は稲垣の優勝だったと思います。
そこに武田が追い上げることがなかったから…
というのが私の見解です。
ゴール後、すぐにうなだれる稲垣の姿が印象的でした。
あの気持ちよく分かります。
「近畿の選手に申し訳ない…」
こんな心情だったのではないでしょうか。
私も2011年という年は、
グランプリこそ優勝しましたが年齢的な老いを常に感じた1年でした。
ダービー2着、寬仁親王牌2着、オールスター2着…。
全部前を走る選手が優勝です。
さすがに、オールスターでの2着は
「もう俺には自分で優勝をつかむ力はないな…」
と悟りました。
すると、暮れの平塚グランプリまさかの優勝。
自分自身が一番信じられませんでした。
「神様っているんだなぁ」
とゴールした時に思いました。
そう、勝利の女神は突然やってくるのです。
ですから、いつ来るか分からない分、常に刀は磨いておかなければならない。
稲垣もあきらめずにまだまだ頑張って欲しいです。
前を走る選手や、後ろを固めてくれた選手に申し訳ないという気持ちはよく分かります。
でもそれは、今まで稲垣が頑張ってきたから
「稲垣さんに獲って欲しい」
という思いで戦ったと思います。
これからも、彼は普段のレースで恥ずかしくない走りを続ければ
また同じ気持ちで他の選手も走ってくれるでしょう。
また、それ以上の声援でファンの方は声援を送ってくれると思います。
稲垣の準優勝を見て、そう思いました。
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高松宮記念杯競輪 稲垣裕之
2015/06/26 14:50 閲覧数(1989)コメント(0)

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