みなさん、おはようございます。

小松島記念は、自身の下手さと、深谷のダメっぷりによって、二日目以降を静観する形となってしまいました。

深谷の、スケジュール的なことや、意識のことを書こうとしますと、今さら触れたくない自粛欠場問題を避けて通れませんので、ここでは一切書かないことといたしまして（笑）、

今回は、私の車券術について少し。

まあ、ギャンブーコラムニストのみなさんにも、薄々バレているでしょうが（笑）、
私の車券下手ぶりは、かなりのものでして、
長い競輪ファン歴は、そのほとんどが敗戦の歴史ですから、
車券術を披露したところで、みなさんの参考になりませんでしょうし、
なにしろ結果が伴っていないわけですから、そもそも説得力を欠いてしまいます。

しかし、私が常に思っておりますことは、
「まだ見つかっていないが、必勝車券術さえ見つかれば、いつかは勝ち組に回れるはず」
ということ。
とにかく、今までの負けっぷりが半端じゃありませんので、
勝ち組に回った日には、それこそ巨万の富を掴めるのではないかと……（ニヤリ）

今までの収支が、トントン……とまでいかなくとも、せめて７５％になるだけで、かなりの金額を回収できる計算ですから。

まず、車券術以前に申し上げておきたいのが、

「競輪（おそらく、全ての博打）は、穴を取らなければ儲からない」
ということ。

私のような、できれば毎日競輪を打ちたいと思っている輩は、たとえば、
「このレースは堅い。まとめて勝負だ」
なんて、本命サイドにぶち込んで、仮に的中したところで、投資額の２～３倍になるのがやっと。
そこで、
「今日のノルマは達成。また明日」
と、帰れればいいですが、現在は、ナイター、ミッドナイトまで、誘惑が非常に多く（笑）、しかも、ネット投票で簡単に買える時代。
どうしても、
「今日のおれっちは、読みが冴えてる」
なんて、勢いづいてしまいがち（笑）

本命サイドをガッチリ的中させても、一日終わってみたら、いくらも儲かってなく、翌日負けたら一気にチャラ線、下手したらマイナスなんてことに。

本命サイドを狙い打っても、毎日取り続けるなんてことは不可能ですので、
「何日かダメでも大丈夫」
なぐらい、的中した時には儲けておかなくてはいけません。
と、なると、やはり、穴を取っておく必要があるわけです。

そもそも、私が競輪をやる一番の理由は、
「並びや展開、選手の脚質、人間性などを考慮すれば、穴車券を、まるで本命サイドを買う時のような自信で買い、たまに的中させられるから」
ですからね。

醍醐味を味わうためにも、穴を的中させなければいけないんです。

ならば、どうやって穴を取るか。

三連単をメインに買うようになり、しばらくして出会った、
「ＢＯＸフルスイング」
という買い方。
競馬で言うところの、二頭軸マルチ、相手全なのですが、多くても９車立ての競輪ですから、４２点ですみます。
これで、けっこうやらかしましてね。
一時期は、「必勝車券術見つけたり！！！」
とまで思ったほどだったのですが、
「ＢＯＸフルスイング」の基本概念でもある、
「別線の追い込み選手二人をチョイスする」
というところに、
大ギア化による、ライン決着の増加、自力タイプの活躍で、無理が生じはじめ、的中率が激減。
「ならば、絞って買わなくては」
と、相手を全でなく、４、５人に減らしてみましたら、１２００円～１８００円ケチったことにより、とんでもない穴を取り損なうこと多数（笑えない）笑
「相手全」だからこそ、威力を発揮する「ＢＯＸフルスイング」ですから、絞って買ってもダメに決まってます。

ならば今度は、
「追い込みタイプ一人と、別線の自力タイプ一人でＢＯＸフルスイングしてみてはどうか」
と、チャレンジしてみましたが、
自力タイプの一着、マーク選手の二着、買っている別線の追い込み選手の三着あたりで的中はするものの、当然配当は悪く、ガミることしばしば。

小松島記念初日１２レースのように、深谷と土屋で狙って、守沢―土屋―深谷で決まったりすれば、１８万の穴になったりしますが、
そんな時に限って、ＢＯＸフルスイングやってませんからね（情けない）
深谷の頭で土屋の二、三着を、総額４２００円以上（一万円近く）買ってるって言うんですから、自己嫌悪は相当なものでした（笑）

ＢＯＸフルスイングはともかく、
穴を取るためには、どこかに「全」の要素を盛り込んだ買い方をするか、
ＢＯＸで買って、「組合せの妙」を狙うかしか無いのではないでしょうか。
まあ、ＢＯＸフルスイングも、ハズレたり、ガミったりしながらも、
「ぶれずに買い続ける」ことが大事なのかもしれません。
Ａ級戦のように、明らかに４、６、８番車が力不足と思われる時にも、
「来たらデカイ」と、買わなくてはいけないでしょう。
二段駆けの先頭と目される選手も、叩かれて好位にはまって車券に絡んでくることがありますので、切ってはダメなのでしょう。

そう考えますと、
結局は、出目買いや、極端な話、宝くじを買うのと同じように
「引っ掛かり待ち」で、買い続けるしかないわけで、
長年培ってきた、経験や知識は無意味に……
どうせなら、宝くじを買ったほうが一発があるんじゃないかしら？？？と、思わなくもありませんが、宝くじは、一度も買ったことがありません（笑）

やはり、勝っても負けても、後で能書き（ほとんどが負け惜しみ）を垂れられる、競輪がいいんでしょうねぇ。

必勝車券術が見つかるまでは、
「負けても選手のせいにできる」
という心の逃げ道に頼るしかないようです。

ある意味、それが車券術です（笑）

では、また。