若井クンは見事でした。最後の突っ込みは、まさに先輩レーサーの『意地』を感じました。でもギリギリでしたね。接触してもおかしくなかったし、長距離砲とまでは言いませんが、それでも長い距離を入っていきました。レース場で観ていた人たちは盛り上がったでしょう。

小原クンの好走は、同期の女子選手には負けたくないという気迫が伝わってくるものでした。その気迫と走りがあれば10ｍ下がっても活躍できるでしょう。まぁ最周回だけインを締めれば、もしかしたら優勝できたかもしれませんが、良い経験をしたと思いますよ。

私の本命だった武藤クン。スタートがあれではね。2番手が条件ですから。聡太クンの絡みはあると思っていたので驚いていません。

10Ｈ組では1人は絡むと思っていましたが、佐藤裕選手は試走で今日はないと思いました。若井クンのＳが心配でしたが1・2コーナーをうまく外から行けたことと、3コーナーで佐藤裕選手を捌けたのが大きかったです。

しかし大木クンは本当に2日続けてがないですね。もう一つ上に行けない理由がこれなのですが、精神的なものなのかなぁ・・・。

サトマヤさんねぇ・・・。
どんな試走を出しても今日はないと思っていたので、この結果は不思議ではないですが、もう少し粘れると思いました。現状では今ぐらいが限界でしょう。以前から感じていたことですが、彼女のコースはやや中途半端というか、大きいわけでもないし突っ込みが鋭いわけでもない。さらに言えば、車が内に向かないので捌いていけない。短ハンデ戦では、ほとんどスタートで前を叩いてしまう現状も善いのか悪いのか。
後半で失速気味になる理由は、まだオートレーサーとしての筋力が足りないと私は考えています。女性の場合は20代後半から30代が筋肉を付けるのに一番適していると聞いたことがあります。まだ23歳なので悲観することはないですが、身長の割にはちょっとふっくらしているように見えるので、もっと身体を絞って筋力を付ければ活躍できると思います。
ちなみに益選手は29歳でモトクロスの歴史も長い。おそらくある程度の筋肉が付いているのでしょう。ただし彼女はサトマヤよりも大きいので、太るようだと成績も悪くなると思います。


最後まで1着がわからないレースは面白いですね。今日のヒーローは若井クンと小原クン。久しぶりに楽しかったです。
ところでオマエの車券はどうだったか？って、聞かないでください。佐藤裕クンはともかく武藤クンが・・・（泣）

展開としては概ね予想通りでしたので、タイヤに対する私の推論は正しいかもしれません。上り時計が3.389は、6周回に換算すれば3.41を切っているかどうかですから、やはり時計は伸びていません。しばらくは前の選手が主導権を握りそうです。