大変ご無沙汰しております。
ここ最近。。
井上陽水の歌のタイトルではないが『あかずの踏切り』を無理やりこじ開け『東へ西へ』と迷走の旅・・・。
人の優しさに触れるも、叩きつけられる現実に『氷の世界』を垣間見て、このまま何処かに・・・と考えるも『ゼンマイじかけのカブト虫』の浮力では遠くにも行けず。
『闇夜の国から』『夢の中へ』と彷徨いながら『いつもと違った春』を待ち続ける、貧乏暇なしのワタクシでございます。

さて、二月もいよいよ後半戦！
今月もいろいろとありました。
皆様、如何お過ごしでございましょうか？
今回は、ちょいと皆様のお耳拝借でございます。

先日のお話。
とあるGambooファンの方と呑みの機会がありました。
まあ、俺自身、仕事以外あまり外では呑まないのではあるが（基本、外では独り呑み）たまたまこの日は仕事も早目に終わり激ヒマ状態。
SNSのDMから『差しで呑みませんか？』のお誘い。
断る理由などありません。
基本、俺は『差し呑み』が好きである。
その方の『人となり』が見え、その人が何を思い・伝えたいか・・・がよく分かる。
大人数での呑みの席も、ワイワイと楽しく良いのだが、話が交錯するのがどーもねぇ。
そして、稀に気が大きくなり、とんでもない輩のとんでもない立ち振る舞いが、せっかくの宴の席を台無しにする。
酒のせいにしたがる考え方や場面が、どーにも好かん。
要は『互いに繕わないで居られる』これが差し呑みの良いところな気がする。

さてさて、お話を戻しましょう。
彼は筋金入りの競輪ファン。
ご自身の時間が取れれば、北へ南へ東へ西へと旅打ちを敢行する熱い男である。
その彼、、昨年位からオートレースにも興味を持ちはじめ、近場で競輪非開催時にはオートレース場に足を運ぶ様にもなった。
余談ではあるが、昨年の伊勢崎GⅠムーンライトCC最終日の１１Rにて、初のオート万券獲得！
ちなみに、彼は其れを『童貞喪失』と例えている。
頭の回転も速く、面白いワードを次々と繰り出してくる彼。
俺とは真逆の発想の持ち主。
ひたすら勉強になる。

そんな彼との会話の中で『ファンとして・・・。』を議論する事となった。

競輪場・オートレース場・競馬場・ボートレース場。
いろんなファンが集まるもの。
ただただ純粋にレースを楽しむ者。
贔屓選手に想いを託す者。
仲間とワイワイ一喜一憂。
己の信念一匹狼。
楽しみ方は人其々ではあるが、唯一、共通して云える事、それは『当てたい！勝ちたい！！』。
此処に尽きる。
そして、この『当てたい・勝ちたい』所謂、勝負に対する・構える姿勢は、老いも若きも男も女も、大金持ちであろうと庶民であろうと変わりはない。
1点100万円勝負であれ、1点100円の勝負であれ、勝った時の喜びは平等である・・・って事。
其れを安い金だのあーだこーだと意見するのは野暮ってものだ。
世の中『勝ち組やら負け組』等と線引きする輩も居るのが現実ではあるが、各レース場の空間の中では全てが平等。
職業や性別・世代を超えて一喜一憂。
誠に素晴らしい事である。
ギャンブルを興じない方々には理解し難い事でしょう。
浮世離れにも程がある！と御怒りの言葉も聞かれる事でしょう。
だだ、現実社会に於いて『平等』と云う言葉が聞かれるでしょうか？
クールな人の考え方や言い方をすれば、人にとって平等とは時間だ！と刃を振り翳すのは明らか。
そんな輩と話すつもりも毛頭ない。
その空間に身を投じ、体感してから語って欲しいものだ。

夜も更け、終始ギャンブル話で幾分メートル高め。
身のある時間よありがとう。


最後に、ファンとして・・・。
様々な推理・思惑や願い、果ては妄想までも。
それが車券・馬券・船券に繋がった時の快感と云ったらこの上ないものだ。
先にも綴ったが、張った金額などは問題ではない。
己の信念が喜びに変わった瞬間、全てが報われる。
例え其れが不発に終わったとしても、明日への勝負の一石になると信じたい。