皆様、おはようございます。年の瀬でも休みなく仕事のヤマノナカでございます(汗)
さて、競輪GP2017は、蹴れん見ない「弟」こと深谷選手の先行からの番手発進で、浅井選手の優勝で幕を閉じました。
直前のウエイトトレーニングでの腰痛のアクシデントを感じさせない見事な走りで、大方の予想の新田選手の優勝を打ち破り、浅井選手の優勝の立役者となりました。
どんなに個々の力が強くても「ライン構成」の競輪は展開次第でどういう結果になるか分からない・・・深いものです・・・
私は、グランプリ決勝発走に合わせて休憩時間をとって、レースを見ていましたが、夕暮れ時に目頭が熱くなり思わず泣いてしまった場面がありまして・・・
それは、4コーナー最後で諸橋選手の落車の際に後輪を跳ねられて共に落車してしてしまった深谷選手の、ゴールまでの再乗の一場面。
痛いであろう、苦しいであろう表情でボロボロになった自転車で少しづつ前に進む姿に、金網越しから「頑張れ～！もう少しだ！」と温かい声援を飛ばす多くのファン達の姿に、平塚競輪場から遥か遠い、とある仕事場の休憩室で映像を見ながら人知れず涙が溢れました・・・
「ああ、これもドラマだな」・・・生涯忘れる事がないでしょう。
若くしてSS選手となり、競輪を沸かせた深谷選手。一時期は落車からの不調で「赤パン」から遠ざかりましたが、やはり彼の「赤パン姿」はよく似合う！
「おかえり、SSへ・・・」
復活した走りで、来年も脚で魅せて下さい！