私は今(4月26日現在)、伊東温泉競輪場にいる。
第30回共同通信社杯競輪の取材のためだ。
前検日(25日)、検車場は活気づいていた。
選考基準にヤンググランプリ2013の出走者、
91期~103期までの平均競走得点16名、
と明記されているために、
他のG1、G2と比べて、若い選手が出場しやすいためだ。
初出場の選手は、やはり落ち着きがなくフレッシュだ。
私にもこんな時期が確かにあった。
今でこそエラそうにしているが、
初出場の時は大人しくしていたのだ。
そして、今回を最後に選手会問題にかかわった17名の選手達が、
最低6か月、最高で1年の長期にわたる自粛欠場に入る。
事の是非はともかく、
何の関係もないファンは、競輪界の超一流の選手の大半を見ることが出来なくなる。
5月以降の競輪界を考えた時、うすら寒い感じがするのは私だけではないはずだ。
しかし、起きてしまったことはどうしようもない。
今ある選手達で当分頑張るしかないのだ。
少しでも明るい話題を…
と考えた時、
1日目の第4Rに、競輪界史上初ともいえる出来事が起こった。
この出来事は後世まで語り継がれるだろう。
レースは、三谷竜生と和田真久留の先行争いを、
最終ホームから片寄雄己がかまして、
後続をぶっちぎってのゴールとなった。
そして2着に単騎の走りとなった成田和也、
3着に三谷が入った。
そして、ゴール前のスローVTR、
確かに片寄が1着でゴールしている。
そして7車身離れて2着で成田がゴール。
3着に三谷が入ろうと瞬間、
大外から影が映った。
見たこともない姿だ。
なんなんだ、これは…?
地球外生物なのか…?。
私は目を凝らした。
それは…、
な、なんと…。
ハトではないか。
ハトが、3着でゴールしているのだ。
「1着片寄、2着成田、3着ハト…」
このような場内放送を期待したのだが、
「3着三谷…」
当然ながら、このような放送があった。
正確にいうなら3着はハトなのだ。
ウソだと思うなら、初日の第4レースを見てほしい。
ゴールする瞬間に、3着でハトがゴールしているのだ。
それか、あれは私が見た幻なのか…。
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第30回共同通信社杯競輪
2014/04/27 1:07 閲覧数(2830)コメント(10)
深谷兄(ヤマノナカ)
ヤマコウさん、今回のネタは笑いが止まりません。真剣にコラム読んでいて「3着ハト」は卑怯や(笑)話変わりますが、先週の武雄記念の予想会でのトークは最高でした。別府記念には来ないのかな~?
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