時代が変われば人の流れも変わる。
人の流れが変わればその風景も変わる。
平日の朝。
30年と云う、ひとつの風景を紡ぎだしてきたラジオ番組が終わった。
俺にとって、この番組は生活の一部と例えても大袈裟ではない。
商店街の店先。
床屋やらクリーニング屋で、BGMの様に当たり前に流れていた記憶がある。
勿論、俺の部屋のラジオからも…。
おーさわゆーりでーす
まだ生きてんのか!グソババァ!!
ったく、しょーがねーなァ!エロジジィ!!
いつまでも長生きするんだよ…。
毒の中にも溢れるほどの愛があった。
時代は昭和から平成へ。
街並みや文化は加速度を増して変化をみせるも、この番組だけは30年と云う月日を歩みながらも、風景・人の流れ、何ひとつ変わらなかった…。
いゃ、変わって欲しくはなかった。
時のうつろいと変わりゆく風景。
時として残酷さを感じる事もある今日この頃である。
処は西川口。
ファンバス待ちのベテラン様の懐に忍ばせたポケットラジオ。
そのイヤホンから漏れて聴こえる競馬実況。
ったく、しょーがねーなァ!
と、思いながらも、この風景だけは永遠に変わらずにいて欲しいと願う午後であった。
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