いまさらだが、全日本選抜競輪の回顧。最終日は現地・取手に行ってきた。

　11時すぎに飛行機で羽田に到着。京急、ＪＲを乗り継いで一路取手へ。

　車内でもスマホで車券購入。

　３Ｒ、前夜は南修二から3連複全全と言っていたのに、なぜか菅田壱道と林巨人からばらばらと買う愚行。松岡健介、柴崎淳、南で決まり、3連複7,410円(；一_一)　スジだぜ。

　４Ｒ、近藤隆司、園田匠、三谷将太からばらばら流して外れ。狙ったラインの相方ばかりが来る事案( ;∀;)

　５Ｒは休憩。６Ｒが始まる前に競輪場入り。

　売店で腹ごしらえマグロ丼を購入。それだけでは足りないので、屋台でから揚げなども購入。

　当然ながら昼から登場では特観席に入れるわけがなく。１角にある一般席、茨城選手応援席のすぐ近くで観戦。

　６Ｒには横山尚則が出ていたが、それはもう大きな声援でした。

　木暮安由、竹内雄作、坂口晃輔から流して的中。安い。

　７Ｒ、原田研太朗でどうしようもないが、なぜか東口善朋絡みも買う。当たるも大ガミ。

　８Ｒ、中村浩士から2車複全。厚めに買った深谷知広と決まり、ここでちょいもうけ。

　９Ｒ、吉田拓矢の登場。吉田敏洋もいて茨城応援席では、「私たちが応援するのは、１番（敏洋）ではなくて、３番（拓矢）ですよ」の声。ついつい(￣ー￣)ﾆﾔﾘとしてしまった。

　車券は、吉田拓が引っ張るなら、吉沢純平と芦沢大輔の地元決着だと思ったのだが…。和田真久留と渡辺一成にまくられジ・エンド。

　しかし、Ｋ３を全－全－武田豊樹の81点で買っている身としては、第1関門でぐっと減ったことは喜ばしいことでもあった。

　10Ｒ、石井秀治、椎木尾拓哉、菊地圭尚の3人から流したら石井絡みが的中。

　そして迎えた11Ｒ決勝。

　並びは、平原康多－武田豊樹－諸橋愛－神山拓弥の関東。
　三谷竜生－稲垣裕之の近畿。
　浅井康太、新田祐大、和田健太郎が単騎という構成になった。

　4車も並べば、深く考えなくても武田豊樹から入るのがスジだろう。

　全－全－武田で買ったＫ３は当然第2関門も突破。
　武田が優勝すれば2万円になるという。8100円で2万円だから倍以上にはなる。悪くない。

　武田の勝利はＫ３に任せて、在来賭け式は武田が負けても助かる車券を買うことにした。

　しかしながら、負けるパターンは、新田にまくられるか、平原を差せないかぐらいしか思いつかない。諸橋が差す？　タイトルが欲しい身ではあると思うが、なかなか武田の城下・取手で差すファイトは諸橋といえどもないだろう。

　オッズをながめる。

　諸橋と稲垣が同枠に入った２枠複１－４が5.2倍。
　平原と和田が同枠に入った２枠複１－５が3.7倍。

　武田と平原のワンツーが枠複で370円もつくならこれでいいのではないかと思えてきた。

　１－４と１－５の２枠複を分厚く購入。

　あとは、一緒に来た友人が、「茨城出身の稀勢の里が横綱になった年に、取手のＧⅠだ。72代横綱に競輪の横綱・武田で１・７・２のＢＯＸよ」と熱く語る。なるほど２は新田だ。この3連単ＢＯＸを遊び半分で１枚購入。

　地元中学校の人たちが決勝のファンファーレを演奏。子供が競輪場に入ってこられるのは、地元に愛されている証し。素晴らしい。

　レースは、打鐘から三谷が先行の構えを見せるが、番手の稲垣が平原に位置を奪われ外に浮いてしまう。三谷の番手に平原がはまったと同時に、最後方にいた新田がホームからスーパーダッシュを披露。一気に三谷をたたいて先頭に立ったが、平原は冷静に三谷番手から出て、新田を追走。ゴール前で新田をとらえ１着、追った武田が２着、新田が３着、８番手から動いた浅井康太は及ばず４着。

　車券は２枠複と３連単が的中。

　Ｋ３は外れ。平原優勝だと４万円。

　在来賭け式だけだとプラスだったが、Ｋ３の外れが響き、トータルではマイナスという結果に終わった。

　総売り上げは、目標100億円に対し、93億7903万0800円と遠く及ばなかったが、80億円しか売れていなかった最近のＧⅠでは健闘したほうとみていいだろう。

　現地はすごく盛り上がっていたし、一般席でもしっかり観戦できた。食べ物もおいしかった。楽しめた現地観戦だったと思う。

　ちなみに、稀勢の里車券をプッシュしていた友人は、平原の頭を飛ばした４点に絞って憤死していた。せっかく教えてくれたのに。