皆様、改めましておはようございます。
中央競馬(JRA)は、秋競馬恒例のG1戦線、まずは今日のスプリンターズSでその幕を開けます。
・・・ん?競馬?
・・・と言う事で、最近平日なかなかコラムを書けない状況の中、逆に週末に、重点的にコラムを書こうと考えていた中、久しぶりにちょっと競馬をやってみようか、と、毎週末開催されている中央競馬についてフォローするのがちょうど良さそうという結論に達しまして、今日からG1限定ですが、中央競馬のコラムも展開してみようかと思った次第です。
今でこそ、公営競技に関してはオートレース中心(たまに競輪・競艇)という状況になっておりますが、元々、私が公営競技の門を叩いたのは、中央競馬(JRA)が最初でした。
競馬の存在を知ったのは、小学生当時。ファミコンのソフトとして発売されていた「ファミリージョッキー」がきっかけだったと記憶しています。ミスターシービー、シンボリルドルフくらいの名前なら何となく知っていた、という感じでした。それを公営競技として認識し、一気にハマったのが、今でも忘れません、1992年(中学3年)の秋競馬G1戦線。その開幕となった、レッツゴーターキンが勝った秋の天皇賞(2着が武豊のムービースター)をテレビで見た時でした。CX三宅アナ(現在はめざましテレビのメインキャスター)の、「レッツゴーターキン、ムービースター、レッツゴーターキン、ムービースター、何とびっくりレッツゴーターキン!!」というゴール前の実況が今でも脳裏に焼き付いています。何となく知っていた「競馬」というものへの愛情が、何故そこまで一気に行き着いたかはよく分かりませんが、何か面白そう、という感じになり、スポーツ新聞の競馬欄を見てあれこれ推理する、この「競馬予想」という行為がその面白さの原点にある、という思いになり、おそらくそこから一気にハマり出したのだと思います。
その翌週は、ミホノブルボンのクラシック3冠が懸かっていた「菊花賞」。ビデオに録画して、繰り返し繰り返し見ていたのでしょう、スタート前の当時関西テレビの杉本清アナの実況・・・「スピード文句無し、パワー十分、問題はスタミナ、それも坂路(はんろ)で鍛え抜かれて、抜かりなし。3冠馬へ、行け、ブルボン!」という文句が、これもまた未だに脳裏に焼き付いています。(そうです、この当時またはこの数年後、オートレースや競輪に出会う迄は、自他共に認める、いわゆる「競馬オタク」だったのです)・・・この時は、「逃げ馬」ミホノブルボンの行く手を遮るようにキョウエイボーガンがハナを奪い、早めにこれを交わして先頭に立ったミホノブルボンの3冠目前、追い込んできたライスシャワーに差されて2着。その無力感、脱力感みたいなものが一気に押し寄せて、この競馬というものがもたらす「ドラマ的なもの」にも感化され、更に競馬というものの奥深さを感じ、追求してみたいというオタク心が疼いたのだと思います。
・・・さて、勢いに任せて「私と競馬」という短編エッセイをご紹介したところで、そんな私が、本当に久しぶりに中央競馬の予想をしてみたいと思います。Gambooコラムでは一度、大井競馬(確か羽田盃)の予想をアップした事があるのですが、中央競馬は初めてだと思います。ただ、かつて(今から10年以上前)、2年間程だったと思いますが、知り合いを通じ、とある方のメルマガに毎週競馬予想コラムを載せて頂いていたという過去もあり、ちょっとその頃の感じを思い出しながら、前予想をしてみたいと思います。
[2016.10.02] 中山11R
第50回スプリンターズS 芝1200m
[1]①ビッグアーサー (57福永祐)牡5
△[1]②ブランボヌール (53武 豊)牝3
[2]③ティーハーフ (57池添謙)牡6
○[2]④ソルヴェイグ (53田辺裕)牝3
[3]⑤シュウジ (55川田将)牡3
[3]⑥ベルカント (55蛯名正)牝5
[4]⑦スノードラゴン (57大野拓)牡8
[4]⑧サクラゴスペル (57横山典)牡8
▲[5]⑨サトノルパン (57和田竜)牡5
注[5]⑩レッドアリオン (57川須栄)牡6
◎[6]⑪ダンスディレクター(57浜中俊)牡6
[6]⑫レッツゴードンキ (55岩田康)牝4
[7]⑬レッドファルクス (57Mデム)牡5
[7]⑭ウリウリ (55戸崎圭)牝6
[8]⑮ミッキーアイル (57松山弘)牡5
△[8]⑯ネロ (57内田博)牡5
かつては有馬記念の前週(もっと前は春先の開催)に組まれていたスプリンターズSは、今や秋競馬G1戦線の開幕を告げる存在。そして、毎年のように何らかの波乱がある(人気馬の上位独占が無い)レースとなっている。
日曜9時半現在の単勝上位人気は、①ビッグアーサー、⑬レッドファルクス、⑮ミッキーアイルの順となっているが、それぞれ不安要素を抱えている(①ビッグアーサーは調教がやや不安(馬場差もあるがラスト1ハロンが悪い)、またスプリンターズSではサクラバクシンオー産駒が馬券に絡んだ事が無い、⑬レッドファルクスは右回りコースの経験が殆ど無い、⑮ミッキーアイルは3月の高松宮記念以来6ヶ月の休み明けの鉄砲)。また、①ビッグアーサーに関しては、前走のセントウルSで同じ1枠1番から逃げに転じて1着で押し切ったものの、本来の戦法では無い上、今回も逃げに転じたとして、他馬の徹底マークを喰らう可能性も有る(これを振り切るためには、かつてのショウナンカンプのように、超絶ハイペースに持ち込んで他馬の脚を使わせるぐらいにしないといけない)。
この人気3頭よりもそれに続く人気馬の方が買いの要素があると見て、まずこれら人気3頭をバッサリ切るところから入ってみる。
本命は、それに続く4番人気となっている⑪ダンスディレクターとする。まずは1200mの距離実績を重視。前走のセントウルS(7着)は約7ヶ月の鉄砲なので一応度外視、叩き2戦目で本来の動きに戻ると見たい。出来れば中団より前で競馬を進めたいところ。
これ以外に印をつけたところに関しても、前が叩き合う展開を考慮し、基本的に好位~中団辺りを進みそうな馬をピックアップしている。また、ちょっと注意してみたいのが⑩レッドアリオン。この馬はデビュー以来ずっと1400m以上(ほぼマイル(1600m))のみを使われてきたが、前走のセントウルSで初の1200m、ここをステップにスプリンターズSに挑んできたという点に、(あくまで想像の域を脱しないが)こちらに距離適性を求めてきたという考え方も出来なくはない。
<買い目>
(馬連)⑪=②④⑨⑩⑯、④=⑨
(3複)1頭軸:⑪、相手:②④⑨⑩⑯
以上です。
・・・実は、その10年以上前に寄稿させて頂いていたメルマガでは、そのメインの方が基本的に本線を堅く狙うのが信条であったのに対し、私は「穴のKazz」と呼ばれており、的中率はそれほどでも無かったのですが、その2年の間に何度かコラム上で万馬券を的中させて頂いた事もあります(その時に、読者の方から謝辞を頂けるのが何よりの幸せでした)。もちろん、この馬でどうしようも無いという時には逆らわず素直に狙いますが、何かウィークポイントがあるのなら・・・という事は常に念頭に置いて予想するようにしています。・・・まぁ、それが今でも通用するのかどうか、という感じですが、何とか頑張ってみたいと思います。
本日からは、少しでも馬券の方でもお役に立てれば・・・と思います。
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中山・G1スプリンターズS展望~この秋のG1戦線、ちょっとやってみます~
2016/10/02 10:55 閲覧数(537)コメント(0)
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