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失敗した時、思惑通り行かなかった時に、何とかしようとするのがプロじゃないのかね

2022/01/31 16:09 閲覧数(553)
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 仕事が練習、レースは集金、誰が云ったか知らないが、痺れる文句である。
 たかだか二分ちょっとの実戦で、一着から九着――若しくは一着から七着――、その日の賞金が決まり、その積み重ねが又昇格降格馘首に影響する競輪選手とは大変な商売だなあと思う。だから、選手が多少下手を打っても、此方の考えと逆の走り方をしても、それは愚策だろうと愚痴る事はあっても怒る事はあまりない。只、瞭かに失敗した後の無抵抗(私にはそう見える)には正直カチンと来る。そんな場面ばかりに付き合わされた一日は嫌な疲労を覚える。
 昨晩(一月三十日)の松戸FⅠ準決の成田和也は見事だった。佐々木龍との競りを凌いだはいいが、目標の高橋晋也は一人で遙か先を走っている。まるきり脚を使っていない坂井洋ライン(一番人気だ)が満を持して捲って来る。すると成田は、もうエンプティ状態だろうにヨコに動き張ろうとした。裸逃げにしてしまった後輩高橋をいくばくかでも援護する為のあのひと振り、精一杯のブロックが、ブロックと形容出来ないほど弱々しかったそれが故に、余計に、濃く、頭に残っている。
 競輪選手全員に成田和也を求める気など毛頭ないが、失敗した時、思惑通り行かなかった時に、何とかしようとするのが競輪ではなかったのか――。
 ま、生涯給料取りしかやった事ない男が、個人事業主である賞金獲りの事をとやかく云うのは野暮な話だ。
 暇つぶしに近いギャンブルのくせに、カチン・カチン・カチンと三つぐらい続いただけで、機嫌が悪くなる私も、失敗した時、思惑通りにならなかった時の対処が駄目なくちである。

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