競輪観戦に野次は《つきもの》である。
おい、A、お前ほんと脚がないな!
Bー! 冷やかしで競ってるんじゃねえよ。
Cの〇〇野郎!
もちろん声援もまた《つきもの》だ。
A、頼むぞ!
B、やれよ。地元だろ。
C、今日は逃げるな。捲りでいいから。な、捲り。
私がけっこう好きなのはレースが終わってから放たれる「D、ありがとう!」というやつ。
この場合Dが一着とは限らない。二着のDに「ありがとう」というのもある。
本日(二十七日)の久留米競輪の最終レースに関して言えば、目標が叩かれ自力に転じ一着の吉本卓仁に「ありがとう」も多かろうが、横一線の二着争いを八分の一輪差で制した村上博幸への「ありがとう」は一層ボルテージの上がる声援になったことだろう。
全員権利のレースでも緩めない。常に一つでも上の着を取ろうとする。買ってる側にとって二着と三着は雲泥の差である。私も「ありがとう、村上」と声に出したいものだが、吉本の頭を持っていないのだから話にならない。
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