皆様、おはようございます。

山陽オートで開催中のG2若獅子杯、本日２日目を迎えます。

まずは初日の振り返りから。
約８年ぶりの走路改修を経て生まれ変わった山陽新走路。そのこけら落としとなる昨日は、晴天の下、終日良走路。気温20度、走路温度33度と、この時期にしては温度高めの走路コンディションにも関わらず、上位勢では試走3.2秒台、上がり3.3秒台の高速時計連発。新走路のポテンシャルが如何なく発揮された初日となりました。
以下に、試走3.2秒台または上がり3.3秒台をマークした選手（計10名）を列挙します。

　・藤岡一：試走3.28、上がり3.388
　・松本や：試走3.28、上がり3.401
　・早川清：試走3.29、上がり3.378
　・青山周：試走3.29、上がり3.397
　・金子大：試走3.30、上がり3.375
　・岩見貴：試走3.30、上がり3.394
　・鈴木圭：試走3.31、上がり3.372
　・人見剛：試走3.31、上がり3.394
　・佐藤児：試走3.33、上がり3.399
　・青木治：試走3.34、上がり3.397

やはり歴戦の強者、今節をリードしていきそうな主力勢の名前が並んでいます。
その中でも出色なのは、試走タイム１番時計の3.28をマークした藤岡一・松本やの両名、更に上がりタイム3.37秒台をマークした鈴木圭・金子大。特に、SG連続優出から波に乗りつつある鈴木圭は、32期のルーキーながらいきなり初日から新走路の特性を掴み、結果に結びつけました。この辺りの対応力には目を見張るものがあります。まだ気が早いですが、年末の大一番・スーパースターでも盛り上げてくれそうな予感がしています。

その一方で特徴的だったのが、走路コンディションが良くなったという割に、下位勢の時計が物足りない事。上がり3.5秒を切れていない選手も何名が居り、「新走路への対応力の二極化」とでも申しましょうか、上位と下位にはハンデ差以上の相当な開きがある事が分かりました。

さて、そんな中で迎える２日目ですが、今日も全レースが「ヤングリーグ」「ジュニアリーグ」に分かれての予選競走。
この２日間の競走成績（平均得点）によって明日の準決勝に進出する選手が決まります。

という事で、本日も最終12Ｒを前予想してみたいと思います。
走路想定は、前述の通り良走路です。

（ハンデｍの後の印＝△：前回よりハンデ10ｍ軽化、▼：前回よりハンデ10ｍ重化）


[2015.11.12]　山陽
G2若獅子杯・２日目
【12Ｒ】ジュニアリーグ予選　3100m（６周）
良
○①矢野正（山）０
　②片野利（船）10▼
注③長田恭（山）10
　④中山透（川）10
　⑤藤波直（浜）20▼
△⑥栗原俊（伊）20
▲⑦鐘ヶ江（飯）20
◎⑧鈴木圭（船）20

昨日の１番時計⑧鈴木圭の速攻力およびスピードを最上位に取るが、ヤングレーサー同士の争いだけに何が起こるか分からない。その意味では、単独０ｍから逃げる①矢野正は押さえておきたい。昨日も終盤まで逃げる展開になっており、ほぼ自力で近況ベストの3.444まで上がりタイムを詰めている。今日もスタートで脅かす存在が居ないだけに、終始の逃げ展開なら3.43近くまで望めないか。となれば時計比較から、さすがに⑧鈴木圭からは逆転を許しても、それ以外のメンバーを押さえられる可能性は有る。
これ以外の印については基本的に昨日のタイムや展開をベースに付けているが、まだ新走路への対応については各選手が過渡期という状況で、いずれにしても試走に注目。昨日より一気にタイムを上げてくる（突然走路に合う）選手が登場すれば、素直に上位級として評価したい。

本線（３単）：８－１７－１３６７
押え（２単）：１－７８


という事で、本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。
私が考える、良走路におけるオートレース予想の３大要素は「試走」「スタート」「捌きの腕」。直前気配と相手関係を加味した上で、じっくり予想して頂ければと思います。