名古屋FⅡの第一レースは横瀬聡(福岡・六九期)が頭まで突き抜け二車単は七千円余、三連単は二万ごえだった。六車立にも関わらず。大穴配当の結果を見ながら、横瀬と同姓だった他紙の先輩、Yさんをふと思いだした。Yさんが亡くなったのは何年前だろう。たしか命日は大晦日か元日どちらかだったと記憶する。関東の競輪場に来た横瀬選手とYさんが検車場で親しげに話している光景を憶えている。同姓ということで仲良くなったのかしら。お土産をやり取りしていたこともあったような。でも記憶はおぼろであやしい。
普段はFⅡナイター初っぱなの口開けチャレンジ戦など興味を示すこともない。たまたま新聞づくりの担当場所だったから見ただけのことだし、だいたいレースが終わるまで――横瀬聡が走っていても――Yさんのことがわずかでも頭をかすめることもなかった。だから「Yさん教えてくださいよ」と言える義理もない。薄情な私には競輪の霊感など降りるはずもない。
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