コロナウイルス禍のこの御時世、選手の移動を制限すべく近隣地区限定の開催が増え、普段はあまりお目にかかれない四人ラインの競輪も珍しくなくなった。九人の競輪で過半近くの四人ラインを組める番組に於いて、その先頭や番手がどう闘うかはまずもって興味深い。昔は四番手がインを切って三人を出し別線のイン粘りを防ぐ、なンて戦法をたまに見たものだが、最近はあまり記憶にないなァ……。四人だから逃げなきゃならぬ、などという「律」はなく、なにをしようと自由だが、後ろに三人ズラリ従えて得意の遅い捲り?で自分だけ三着では後味悪かろう。余計な心配をしたり、不変の姿勢にこれぞプロと感心したり。
和歌山競輪場は高松宮記念杯の二日目、第二競走の太田竜馬-橋本強-桑原大志-三宅達也、四人の中四国ラインが、もうなんとも好みの「競輪」をしてくれた。先頭の仕事、番手の仕事、三番手の仕事、四番手の仕事……。橋本のドンピシャのブロックもさることながら、三番手・四番手の地味~な所作が憎いほど別線殺しなのだ。
佳いドラマを観させて貰い得した気分である。
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