十二月二日の当欄に記した拙文を抜粋、再掲します――。
「……いつしか競輪グランプリというと、二段捲りっぽい番手の勝利に対して逃げはどこまでも粘れない――そんな画が頭から離れないようになったが、そろそろきれいな並び車券を欲する気分が起きるのは俺だけだろうか。……脇本雄太-村上博幸、新田祐大-佐藤慎太郎、清水裕友-松浦悠士のセットのうちからどれかひとつだけ選びなさい。その表裏しか買ってはいけませんと強制されたら俺は清水と松浦の中国両者にするだろう。ま、それは冗談として、単勝を買えなら脇本や新田となっても「線」なら前述の結論になる。……まだまだ茫とした様ではあるが一日五分十分沈思すれば――今に見ていろ俺だって――!……」
ごめんなさい――。忙しくもないのに沈思も黙考も出来ず本番間近。仕方ないので大雑把な「振り出し」に戻り意訳、道中細部(雄太と祐大=ユウとユウの力車券のあるなし等々)おもいっきり端折った結論は「③脇本雄太の優勝なら⑤清水裕友⇆②松浦悠士の二着三着、⑦新田祐大の場合も又同様」となりました。
【競輪グランプリ2019】現出幻出したフォーカスは❸❷❺、❸❺❷、❼❷❺、❼❺❷の四点。そこから「動く清水より託す松浦の先着」を採用なら❸❷❺と❼❷❺の二点に絞られ、「先行の可能性=危険性は脇本にあり」と嫌えば更に点数は減ります。
身の丈にあった、いや、身の丈よりちょっとだけ無理した金子を❼❷❺に賭すとしましょう――。
読者の皆様、今年も一年、小生の固陋独善酔狂におつきあいいただき、ありがとうございました。すこし早いですが良いお年をお迎えください――。
追伸――。けっして年末年始をハワイで過ごすための早仕舞いではありません。
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