前に、二段駆け見え見えの、近畿の五人をおいて、組んでいるわけでもない、新山響平-竹内智彦-山田庸平-根田空史と並び、五・対・四に構えるのは、「ギャンブル」である。もし新山がなかなか動かず、根田から先に上昇するようだと、山田の目はなくなる、とはいわないが、きびしい展開が待っている。でも山田は、新山の、先行屋としての気概に賭けたのだろう。新山はかならず行く。脇本弟ならぶっ叩いてしまう、と。おなじく私も五対四になった時点で新山に賭けた。
山田にとっては知らないが、私にとっては――私の車券にとっては――新山が「最優秀助演男優賞」である。おいおい、八百円の二車単とったくらいではしゃぐな、と𠮟られそうだ。そうそう、二枠複840円、二枠単800円、二車複810円、二車単850円。些細なことだけど、せこい私だから、二車単が「ちゃんと」一番ついたのもうれしい。
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