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涙目の俺とクリスマスとKing of Kingsと…

2017/12/23 23:51 閲覧数(436)
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♪掴みかけた熱い腕を
   振りほどいて君は出てゆく
 わずかに震える白いガウンに君の
   年老いた悲しみを見た

 リングに向かう長い廊下で
   何故だか急に君は立ち止まり
 振り向きざまに俺に拳を見せて
   悲しそうに笑った

 やがてリングと拍手の渦が
   一人の男を呑み込んでいった
 Your King of Kings ♪

カーラジオから懐かしい曲が流れてきた。
アリスのチャンピオンであった。

記憶を遡れば、この楽曲は俺が中学生の頃のヒット曲かと思う。
当時の印象としては、ボクサーの歌なんだな…くらいにしか感じなかったのだが、この歳になって改めて聴きなおしてみれば、実に悲しい男の歌であり、その反面、男の散り際の美しさを物語った歌詞なのだと再確認させられた。
流石に、この歌詞の主人公に自信を重ねる事など野暮な発想はしなかったのだが、ラジオから流れている曲と歌詞がストレートに突き刺さり、涙が止まらなかった。
まぁ、年齢とともに涙腺が弱くなるのは致し方のない事だと実感してはいるが、まさかねぇ…苦笑

ハンドルを握る半分涙目の俺の瞳に移るのは、クリスマスの街並み。
イルミネーションで彩られ実に鮮やかであり、街を行く人々の笑顔が皆幸せそうである。

さて、皆様方!
明日のイヴはどのように過ごされますか?
幸せを一杯に感じて、素敵なイヴを過ごされて欲しいものです。
そして『飯塚のKing of Kings』
若き戦士の名を少しだけでもいいから想い出してあげてください。

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