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SG日本選手権・直前集中講義~ライバルに差をつける(気がする)車券講座~

2015/10/28 7:55 閲覧数(591)
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皆様、おはようございます。

G1船橋オート祭の余韻も冷めやらぬまま、いよいよ明後日(10/30(金))から、権威ある伝統のSG、全レースオープンの真剣勝負・日本選手権が、オートレースのメッカ・川口で開幕します。

という事で本日は、進学塾のサテライト授業のタイトルをパクッたような感じで、来たるSG日本選手権で車券勝負を行うにあたっての情報を目一杯詰め込んでお送りする、「SG日本選手権・直前集中講義~ライバルに差をつける(気がする)車券講座~」という仰々しい内容のコラムにて、皆様のご機嫌を伺います。

・・・そうです。ポイントは、ライバルに差をつける(気がする)←ここです。

本当の進学塾で習得する内容と違って、これを知っているからといって必ず車券勝負で勝てるとは限りません。ギャンブルですから、勝つも負けるも常に50/50です。ただ、何となく勝てる(気がする)・・・という上向きな気持ちが、ギャンブルには大切だと思うのです。気持ちが上向いていれば、何の気なしに買った車券がうまいこと引っ掛かってくれたりするものです。

という事で、今日は「11月を制する者は受験を制す!」という事でやってみたいと思います。
だから何の受験なんだ、という話ですが。

まず、日本選手権オートレースは、年末のスーパースターを除く4つのSGのうち、全レースがオープンレースと定められている唯一のSGとなります。普段ハンデがつくような相手でも関係なく、全てのレースがオープンとなります。基本的には0mオープンです。かつては、最終日の負け戦等でオール10mというパターンもありましたが、少なくとも昨年(飯塚)は5日間60レースが全て0mオープンでした。ハンデ無しの真剣勝負・・・それこそが、オートレース界の最高峰の冠である事の証明となっています。

従って、良走路に関しては、余程の事が無い限り、普段10m前のハンデに置かれている選手にとっては厳しくなり、全体的にはやはり普段の実力がそのまま表れる開催と言えると思います。

そして、現代のオートレースの車券戦術を語る上で重要なファクターとしては「機力(試走)」「スタート」「捌きの腕」等がありますが、この日本選手権、0mオープンの実力伯仲戦だけに、最重要ファクターは、やはり「スタート」となります。良走路の場合・・・開催終盤に行くにつれて混戦になっていく傾向にはありますが、特に初日や2日目といった、まだ全体的に仕上げの方向性が固まっていないような時期においては、やはりスタート後の先行力が最重要。昨年の結果を紐解いてみると、開催前半の予選競走では、概ね序盤の2周回で、おおよそ決着してしまいます。
ちなみに、これは以前からも申し上げておりますが、「スタート後の先行力」は「スタートタイミングの早さ」とは必ずしもイコールにはなりません。多少タイミングが遅くても(あくまで「多少」です、コンマ20~30のタイミングではちょっと遅すぎます)、その後の伸び・・・具体的には、スタート直後の直線の半ば、ギアチェンジの前後から一気に伸びていくかどうか(「持って行き」の良さ)も含めての「スタート後の先行力」という事になります。
更に今回は、いつにも増して特にスタート後の先行力が重要と考えられます。それは、選手のコメント等を鑑みて、現在の川口走路が他場と比べて「滑りやすい」と言われているからに他なりません。「滑りやすい」という事は、即ち「捌きにくい」という事を意味します。先ほども申し上げた通り、日本選手権はオープンの実力伯仲戦、ちょっとやそっと試走タイムが良かったからと言って、たやすく逆転出来ない事は過去の結果が証明しています。

従って、日本選手権で車券的にライバルに差をつけるためにやるべき事は、その「スタート後の先行力がある」選手を知っておく、という事になります。以前から申し上げている通り、オートレースは基本的に試走タイムの良い選手から売れていきます。仮にその先行力のある選手が若干試走タイムを落とし、人気の盲点になった時など・・・「狙って取れる穴車券」にありつけるかもしれません。

というわけで、ここからは今年の日本選手権の出場予定選手について、各所属場の各級(S級・A級)毎に「狙える選手」、逆に「狙いづらい選手」をピックアップしていきたいと思います。
(※以下は、良走路のみを想定しています。)


【船橋】

<S級>
今や全国最強地区にのし上がった船橋のS級勢は、基本的に全員「狙える選手」です。機力も然る事ながら、スタート先行力も高位安定。今回も優勝戦線の中心に居そうなのが船橋S級勢。基本的に車券の中心で考えて良いと思います。

<A級>
浜松G1秋スピ初日で落車負傷となった高橋弘(川口)が欠場となり、代わって補欠1位の鈴木一が追加配分となりました。
鈴木一は、前回SG(9月のグランプリ)では超抜エンジン(またはタイヤ?)を武器に準決勝まで勝ち進みましたが、準決勝ではスタートで後手を踏み、それまでの勢い通りのレースにはなりませんでした。今回も勝負どころでのスタートにはやや疑問符がつくものの、予選道中では一発あるかもしれません。
なお、先日のG1船橋オート祭で活躍した谷川一は現在主力10m前のため、日本選手権では10m重化となり、やや厳しい状況になりそうです。
また、スタートという意味で俄然厳しくなったのが、そのG1船橋オート祭の最終日(一般戦)で、同一レース中で2回連続フライングを喫し出走停止となった平塚雅。本来スタート力に定評のある選手ですが、さすがに大事なSG前の、特に勝負の懸かっていない負け戦での2連続フライング(同一選手の2連続F→出走停止など、数年に1回見られるかどうかのレアケースです)、これがメンタル面で堪えないはずがありません。このような状況で、最高峰のSGレースで人並みに戦うためには、相当のハンデを克服しなければいけないだろう・・・と想像しています。


【川口】

<S級>
地元走路という事もあり、クセを知っているという点ではやや有利な面はあるかもしれません。スタート先行力に関しては、この中で最も信頼がおけそうなのが、今回唯一となる女性レーサー・益春菜でしょう。近況はハンデ戦で最重ハンからの追い上げを強いられる事が多くなり、なかなか成績を残せない面もありますが、オープンとなれば話は別です。持ち前の速攻力に加え、機力も仕上げられるだけに、大逃げ展開から上がり3.3秒台をマークする可能性も考えられます。
逆に、狙いづらい選手の筆頭は加賀谷です。近況6ヶ月間の累積フライング回数が現在3回(5回で斡旋停止)。これが重い足枷となり、近況はスタート(タイミング)からして慎重そのもの。コンマ20を切る事すら全く無いという状況が続いています。どうしてもスタートでワンテンポ遅れてしまうと、そこから持って行こうとしても既に他の7車が壁になり、伸びきれずに最後方からのレースを強いられる・・・そのような場面が想像できてしまいます。それでも、目イチで切ってくる可能性も捨てきれませんが、前回のSG(グランプリ)でも連日スタート遅れから後方のままのレースとなっており、いきなり変わる事を期待するのは酷かもしれません。

<A級>
廣瀬勝、秋田貴の両名は現在主力10m前のため、ハンデ重化となり、やや厳しい印象です。
また、スタートに課題という意味では深谷輝あたりがやや厳しい印象です。逆に、本来スタート力ある岩田裕は、その動向も含めて注目したいところです。


【伊勢崎】

<S級>
絶対王者のイメージが強いですが、S級はその高橋貢の他、早川清、田村治、松本(や)で、計4名のみ。6場中では最少となります。高橋貢以外はスタート力にやや課題有るメンバーだけに、少し割り引きが必要かもしれません。

<A級>
森村亮は現在主力10m前のため、ハンデ重化となり、やや厳しい印象です。
A級勢は比較的スタート力のあるメンバーが揃っており、一発決めて逃げ展開を作ると面白そうなメンバーです。個人的に、枠順次第では、最近タイミングからしてバッチリ決まっている田中賢が車券的に面白いかも、という印象を持っています。また、三浦康も最近は試走やや劣勢でもスタート力でカバーして逃げ粘るレースが目立っており、穴人気で面白いかもしれません。


【浜松】

<S級>
6名とやや少ないですが、基本的にスタート行けるメンバー。前回のSGグランプリでは揃って準決漏れを喫した浜松御三家(金子大、木村武、佐藤貴)も0mオープンなら中心視。また、直前のG1船橋オート祭準Vの伊藤信も、本来オープンではスタート速攻を持っているだけに注目です。
スタートという意味で注目は渡邉篤。地元G1秋スピでは珍しくスタート速攻が決まっていましたが、これが一過性のものか、本物なのか(スタート勘が冴えてきたのか)は、少し様子見したいところです。

<A級>
青島正・笠木美の22期コンビ等、ここもスタート力を持つメンバーが揃っていますが、展開面でやや厳しそうなのが岩科鮮。近況ややスタートは課題有りというように見受けられます。


【山陽】

<S級>
前回SGグランプリを制し、SG連覇を狙う濱野淳は、やはり0mオープンなら常に注目。そして、このグランプリを制した際の「伝家の宝刀」を持っていると言われているだけに、再び優勝戦に顔を並べるようであれば、その動きに注目です。
山陽S級勢もスタート速攻タイプが多く、基本的に狙い目と考えて良いでしょう。また、この中で車券的な狙い目で面白いのは、角南一です。普段はスタート後手からの追込の戦法で名を馳せている(いつの間にか角南が追い上げている)だけに、スタートに関しては課題有るイメージですが、特にオープンの中枠(4枠近辺)に置かれている場合、意外にスタートは行けます。

<A級>
S級勢が狙える一方、3名のA級勢(藤岡一、丹村飛、緒方浩)にはそれぞれ課題があります。藤岡一は直近、良走路ではかなり大きな着が並んでいる現状、丹村飛はスタートにやや課題有り、そして緒方浩は主力10m前ハンデからの重化。緒方浩は最重ハンでも健闘していた時期はありますが、10m前からの早め抜け出しが勝ちパターンだけに、主力ハンデでの0mオープンでは厳しそうな印象です。


【飯塚】

<S級>
直前のG1船橋オート祭を制した岩見貴も居り、層の厚いS級勢、基本的に狙い目となりますが、スタートという意味でやや不安なのが田中茂、桝崎陽あたりでしょうか。

<A級>
大挙13名が名を連ねる飯塚A級勢、主力10m前は井村淳のみですが、高林亮も実力的には10m前かな・・・という印象で、この2選手はちょっと厳しそうです。また、スタート面で課題を持つのが瀧下隼、また中尾貴も一発のスタート力を秘める反面、行けない場合もあり、評価が難しいところです。


・・・という事で、ざっと出走メンバーを眺めた上での印象を書き記してみました。
とにかく第一の注目はスタート、これを念頭に置いて頂ければと思います。

なお、湿走路の場合も重要なのはスタート力ですが、これに湿走路での実績を加味した上での車券戦術になると考えています。

この記事が、読んで頂いた皆様にとっての参考になりましたら、大変光栄に存じます。
それでは、SG日本選手権、業界最高峰のバトルを楽しみましょう。

コメント(4)

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店長(座長)

素晴らしいコラムです!!!!!
オートレース関連団体から、いくらかもらったほうが良いとさえ思わせます(ニヤリ)

数年前、川口でオートレースデビューした時に、Kazzさんやトミーさんと知り合っていれば、意味がわからぬままに負け、デビュー戦のみで引退せずにすんだかと(笑)

なにせ、試走タイムすらまともに見てませんでしたから(笑)
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Kazz

>店長(座長)さん

最大級のコメント、本当にありがとうございますm(__)m
そのお言葉がプライスレスです(^o^)

数年前の川口にタイムスリップして、横でお教えできれば・・・(^_^;)
最初の印象が肝心ですからね。。。
それでも日本選手権は、スタートから手に汗握る展開の連続。ハンデの事を考えなくてもいい分、考えようによっては、ビギナーの方にとっても易しいのかなと思っています。
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しのっち

Kazzさん、こんばんは!
まだまだオートは勉強中のため、
A級の選手のキャラなどは為になります。
勉強になります。ありがとうございます!

後は、試走タイムに迷ったら
お世話になった選手(車券を取らせてくれた選手)を取り入れて、車券勝負を企んでおります。
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Kazz

>しのっちさん

コメントありがとうございます(^o^)
お役に立てたようで、光栄です!
やはり、迷った時には、悔いの無いよう、車券的相性の良い選手で勝負したいですよね(^o^)
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