いつだったか「人形は顔がいのち、競輪は展開がいのち」の題目で当欄に拙文を載せた記憶がある。秀逸なコピーは田中誠さんの人気漫画『ギャンブルレーサー』からいただいた。
まさに「競輪は展開がいのち」を具現するような決勝となった。その目まぐるしく変わる展開に微塵も惑わず、元BMX全日本チャンピオンの古性優作しか持ち得ないバランス感覚がおおいに生きた一戦となった。「競輪はバランスがいのち」も追記したいぐらいだ。
脇本雄太はそろそろ競輪を覚えなきゃいけない時期にさしかかっている? などと記せば「素人が何ほざく」だろうけど、
誘導員のうしろから寺崎-脇本-古性-郡司-小原太樹でそのまま突っぱったかに、あれだけ展開がゆれ動くということは、いざとなったら脇本の場所は攻めどころ、と、なめられている疑いも湧いてくる。
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