友人が見せてくれた、というか聴かせてくれた「中川家」が演奏する即興ブルースに笑い・感心した。定番のコード進行、定番のメロディ、リフレインの歌詞、これでもかと核となるフレーズをくりかえす、アウトロ直後にもう一発。そうそう、この最後んとこ、これぞブルース・マナー! ここが憎いんだよ、と、分ったようなことを言った私に友人は、なっ、と返した。
競輪を見ていてもここが憎いんだよなと、独善のこだわりを独りごちることがある。
たとえば今日(大垣記念三日目)の第八レースの山口富生の所作だ。仲野結音が押さえると神田龍がイン粘り、隊列は仲野をめぐって内側に神田-山口富生、外側が山本伸一-松岡健介で競りあいになった。けっこう長びいた。番手の攻防がなかなか決着しないなか、山口は松岡に大きくあたるわけでもなく、徐々に微妙に外帯線間近のコースをとり、自分の「場所」をすこしずつ占有して行く。番手両者の勝敗がどちらでも大丈夫な「用意」を怠らない。門外漢がなにを言う、きっと選手には異なる見方があるのかもしれない。が、私の「見方」が正当かどうかなどどうだっていい。斜に構えたり、裏からのぞいたり、勝手な解釈をほどこし続けてきたからこそ、ずうっと競輪をやめないでいるのだから。
【大垣記念優勝戦】だから山口富生の甥にあたる山口拳矢からでは予想にあらず。
古性優作の競輪の「立ち居振る舞い」ぜんぶ上だ。おまけに単騎で大レースを幾度も勝っている。
初日特選の表裏(山口一着で古性二着だった)にするか? だけど安いよなあ。
平原康多はかみあっていない印象(らしくない競輪がちらほら)も持つけど、それでもやっぱり格上風情はまちがいない。
誰が逃げる? 誰が捲る? 中団は誰? 後方になってしまうのは誰なの? そんな展開想定はまるっきりなく、白帽・黒帽・赤帽のボックスと締めるとすれば、山勘予想と詰られそうだ。
せめて六点から絞るのに説得力を発揮しようじゃないか。
古性が負けたならあきらめる。
②①③と②③①を買います。
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