最終十二レースの特選競走は、自力六人のうちの四人で一着から四着を占め、更に言えばその四人のうち三人が単騎の選手だった。加えて述べれば一着から四着までははっきり視認できる着差で決勝線を通過したのだけど、五着と六着の見わけがつかなかった。
五着あらそいを演じたのは、犬伏湧也の番手で為す術なしに見えた小倉竜二と、吉田有希を抜くどころじゃない平原康多の二人で、最内側を走る小倉に平原が体を寄せながら頭であたると、小倉も負けじと頭でやり返す。まさに肉弾戦の併走で《仲よく》ゴールする様がなんだかよかった。
勝ったのは犬伏-小倉の三番手から捲った地元の山口拳矢、それを追いかけるように捲った吉田有希-平原の外側を更に捲った古性優作が二着に届いた。
犬伏-小倉-山口で叩いたとき、一瞬古性も反応しかけたようにも見える。が、犬節-小倉-山口-吉田-平原の後ろで息を整えた? 古性はやっぱり冷静で上手い。がむしゃらに前々ではないところがある種の凄味にも映る。ま、私の「感想文」は的はずれ多々なので、もし本人が「あそこは失敗だった」とかコメントしていたらご寛恕を願う。
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