おととい日曜日のいわき平記念は北日本五人の完全無比な番手捲り作戦でワンツースリーフォー決着だった。その二日後にまたまた五人ラインの競輪があるを知り、余勢を駆ってもう一丁なのか、そうは問屋が卸さなかろうと一歩下がるか――は、あくまで俺個人の問題だ。
場所は和歌山で種別はFⅠ、最終日(一月二十八日)の第十一競走S級決勝は、①畑段嵐士(京都)-⑨松岡健介(兵庫)-⑤渡辺十夢(福井)-⑧松崎貴久(富山)-⑥伊藤正樹(愛知)の中部近畿に対し、③小松崎大地(福島)-⑦伊藤大志(青森)、②河合佑弥(東京)-④石毛克幸(千葉)と「五人対二人対二人」の番組構成。ま、よくよく視たれば、タテの迫力では小松崎>河合>畑段という見立てになろうから、番手捲りさえ怪しい雰囲気がおこるものの、二段駆け中毒者にとって、五人結束の「自力-自力」布陣を我慢するのはからだに悪い。
金子の多寡にかかわらず三連単の⑨⑤⑧は買ってしまうことでしょう――。おそらく、きっと。
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