♪扉の陰で、息を殺した、かすかな言葉は、さようなら――細野晴臣の『終わりの季節』の歌い始め。
まるきり思ったとおりにならない。というより思った競輪にならない。買った車券から遠い展開の「絵面」に、途中からレースがわからなくなった。というより集中できなくなった。こういう場面にテレビのスイッチをスッと切ってしまう「達人」が目標なのだけど、私はなれそうにない。
昨日、別紙に載せた拙文の一部を抄録する。「(前略)『「世論」の逆がおおむね正しい』――西部邁の著作本のタイトルを、ふと想いだした。(中略)「奴の予想の逆がおおむね正しい。サウイフモノニ ワタシハナリタイ」(お粗末)。」――前略と中略により意味はまるで通じないと思うが、気にしないでもらいたい。どうせたいしたことは述べていない。ただ、今の私は、「奴の予想の逆がおおむね正しい」の「奴」にかなり近づいた、もしくはまさに「奴」そのもという気分でもあるのだ。
♪今頃は、終わりの季節、つぶやく言葉は、さようなら――「終わりの季節」二番歌詞の冒頭。
私は春夏秋冬、年がら年中、この曲を歌っているが、夏だって終わりの季節になりうる。
ブログ
最近のブログ
- 六年前のクリスマスイブ~〈佐世保記念〉決勝 2024/12/22 1:06
- 軽々しく、数字づらで、鼻歌まじりに~〈広島記念in玉野〉観戦記 2024/12/15 17:27
- 暮れのグランプリに備えた予行演習~〈広島記念in玉野〉 2024/12/14 18:49
- 第一希望はかなわずとも~〈松山記念〉決勝観戦記 2024/12/08 18:10
- 残念ながら後退中~〈松山記念〉決勝 2024/12/07 18:21