四半世紀に十年たした年月、車券の予想をさらして禄をはんでいる身ゆえ、赤っ恥をかくのは慣れっこだし、穴があったら入りたいとほんとに穴に入ったことも幾度もあるが、今日みたいなやられかたは、みぞおちに重いのをひとつくらった気分になる。
北の二段駆けに歯向かうのが森田優弥でそれを利すのが眞杉匠だと記した。しかもその理由を前年の〈立川記念〉からひいてくるという無茶な妄想に競輪神の鉄槌が下された。
歯向かったのは眞杉の方で、なんと新山響平との競り、しかも外側で、だ。呼応するように森田も内側から三番手の守澤太志に競った日には、私は笑うしかない。ほんの数秒で眞杉-長島大介の目はついえた。
安易に自力-自力とは並ばせない。は私の好きな競輪だけど、新山の庭でもある青森の地であれだけがつんがつん遠慮なくぶちあたる眞杉には「やるなあ」としか言えない。もちろんほめ言葉のやるなあである。
完敗の青森記念だが、それでもひとつだけ、ひそかなる、底意地の悪い、書くのもはばかれるような「夢想」をもらった。
それはこうだ。
近い将来のいつの日か、宇都宮の〈記念〉および〈特別〉の決勝で、眞杉を番手にした関東四人ラインができる。別に三人でも五人ラインでもいいのだけど、とにかく眞杉の二段駆け見え見えの連係だ。同レースには新山も乗っている。二〇二四年九月の青森記念の意趣返しとばかりに新山が眞杉に体当たり。ま、おそらくないだろうけど、むかしの競輪にはそういう「プロレスの遺恨試合」的な要素がすくなからずあった。
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