競輪祭初日のまだ午前中、第二競走の小倉竜二が恰好よかった。
目標とした阿竹智史は中団に追い上げのかたちとなり、五番手外並走を強いられるのだが、執拗に当たってくる内の山田久徳にびくともしない小倉のヨコには凄味さえ感じられた。「生きている」目標はとことん庇う。これが小倉竜二の「流儀」であり「競輪」なのだろう。
逆に翌日の二日目メイン最終競走の熊本両名は不様だった。
村上義弘のイン粘りで簡単に飛んでしまった中川誠一郎は、深谷知広にまで厳しく体で寄せられる始末。それでも松岡貴久はじっと拾うだけ。半死状態と記せば語弊があるが、ただただマークで直線だけ交わし6着7着じゃァお寒い限りだ。
そのまた翌日。一発で中川誠一郎をドカした村上義弘が、木暮安由に一発二発もらって飛んでしまうのだから、やっぱり競輪は面白い。小倉ドームには「イン粘ナマズ」の化身が蠢いていたのか、最終の浅井康太もインで粘ってしまう。
あの小倉竜二の競走を見ると俺は――、元気になるというわけじゃないけど――、う~ん麻雀したくなるとか、たまにはパチンコ行くか、みたいな。キャバクラに遊びに行きたくなる、じゃァわけがわからん? 俺が得意の「迷路入口」うろうろ状態になると、武田あかり嬢が「活力ですよねー―」と助け船を出してくれ、その場は収まったが――。
今朝がたふと思いついたのは、小倉竜二のあの競走の「読後感」は、映画『仁義なき戦い』を観たあとキリンの瓶ビールを飲みたくなる感じに似ている。なのだが、これも点数は低いかァ。
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