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december's children (and everybody's)

2017/11/30 19:52 閲覧数(519)
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「♪12月/街はクリスマス気分/あちこちから想い出したようにジョンの声/そして俺ときたらいつもこのごろになると/なにかやり残したようなやわらかな後悔をする――」とシオンが唱っているが、競輪選手にとって年に二度の「期末」の内のひとつである十二月は、「決算」に大変である。
 昇班・昇級・降班・降級――、ぎりぎりの点数計算に忙しい人、余裕の成績に事故点だけを気にしている人、それどころじゃァない! 選手生命そのものを賭ける闘いを続ける人――。毎度毎度の面々の車券を、ああでもないこうでもないと買う楽しみを享受しながらも俺は、切羽詰まればこれだけやれるのだから、最初からがんばればいいじゃないか、などと説教口調の独り言を呟いたりもするが、当の自分も八月後半に夏休みの宿題を山と積んでいた子供だった(ガキの宿題と一緒にするなと叱られるか)。
「ディッセンバー・チルドレン」というストーンズのアルバムがあったっけ。冒頭曲はえらく威勢のいい『シー・セッド“イエー”』だった。
「十二月の子供たち」ならぬ「十二月の選手たち」の車券を買うのが好きだ。
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