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前を向け清水裕友~競輪祭も残るは二日

2020/11/22 9:52 閲覧数(744)
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 昨日の「ダイヤモンド・レース」は凄まじい競輪だった。
 この手の「準決全員権利」は最近、ややもすると「脚力温存」「安全運転」が目だたなくもなかったが、直線最後、郡司浩平の後ろを巡り、諦めない松浦悠士と凌ぐ和田健太郎の肉弾戦には、テレビ観戦でも後ろの毛がゾッと立つ塩梅だった。良くも悪くも新田雄大が「脚だけ」で三着に届き結局はS班S班S班。三連単四千円余の配当を見て「ボックスでも充分儲かるじゃないか!」――いつもの駄目駄目ギャンブラーに戻っていた。
 一つ前の十一競走は清水裕友が逃げ潰れてしまった。車券が介在する公営ギャンブルだからもちろん色んな見方が存在するのは承知だが、後ろに山田英明(佐賀)-坂本健太郎(福岡)なのだから――しかも四着権利だ――先行で組み立てるというのは、けだし定石に私にはおもえる。只相手も皆必死、予想外の消耗戦となってしまった。しかしあれだけ清水が行ってくれたのに、三番手の坂本はちょいとお粗末だった。ガツンと降りて来た東口善朋の気あいが数段優っていたのもたしかだが、ズル下げには閉口であった。
 本日(五日目)の清水裕友は第九競走に出走。準決三番直前の敗者戦ではあるものの「前を向け清水」とエールを送りたい。マークは桑原大志で三番手に又坂本健太郎かぁ……。昨日の嫌気を引き摺りながら番組表を見ていたら、三着名人(あくまで私見です)の木暮安由が居るじゃないですか。
〈第九レース〉は①⑨⑧を買うことにしよう。
 附記――。三日目の第一競走、松浦悠士の11秒3の七番手捲り(因みに八車立)にピッタリ続いた桑原大志が、直線外から勢いよく来た宿口陽一を抜かせまいと体を寄せ凌いだ様が恰好よかった。
 何年か前、インターネットの番組の中で、桑原選手の名前を幾度も「くわばら」と発音していたら、「くわはら」であると視聴者からお叱りを受けたのを想い出した。その晩、“俺も「たけばやし」なのに「たけはやし」としつこく呼ばれたら不快な気もちになるにきまっている”――そんな反省の弁を記した記憶もある。
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