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◎〇可愛や――。

2018/09/17 20:21 閲覧数(560)
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 車券を買わない競輪記者は何人も知っているが、自分がつけた◎〇しか買わないという記者とは今のところ出遇ったことがない。
 それはともかく、この仕事をしていると◎〇はいつでも悩みの種でもある。
 ◎の観念は各人各様であろうが、私の場合、提示した何点かのフォーカス(アオケイの場合二車単なら通常八点)に一番人気がないと気分は穏やかならず――失敗したなァと悔やむこととなる。もちろん今の競輪は三連単の賭け式が主流だから、三着の数字の成否も気にしなければならない。
 他紙の◎〇が一番人気で、己の◎〇が人気でおくれをとっている場合も居心地はあまり良くない。もちろん当たる・当たらない、もしくは車券の利益率が最優先なのは承知だが、この稼業で一番人気をまるっきり気にしない人間は居ないのではなかろうか。
 そして一番人気の扱いだけに限らず、自分のつけた印はやはり可愛い。だからファンの支持率に逆らい、競合する他紙にも当然逆らい、自分の◎を「責任買い」する場面もすくなくないのだが、その「対処」は人によってまちまちである――。
 その一。上等だぜえと己の◎〇をドンと買う人。
 その二。己の◎は可愛いが車券は別――というか常に穴しか買わないから関係ない人(でも自分の◎〇がまるっきり人気薄の穴評価だとちょいと恥ずかしかろう……)。
 その三。対極の◎に利ありと認めるや意地を張らず「それ」を買い、来れば金が増える、はずれれば印が当たる(とは限らないが)と両面待ちの人。
 その四。車券は買わない。常に己の◎の応援団に徹する人。
 私のよくやる「責任買い」はというと――たとえ本紙◎が来たとしてもだ、簡単に◎〇と這入るほど人生は甘くない。◎は買うが二着は薄目薄目と自身の性格を反映した捻くり車券です。
 高知競輪の回顧でもすればよかろうに、ツマラン駄文掲載を許されたし――


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