エルヴィス・プレスリーのサン・レコードでの初録音(プライベート・レコードを作るためだった)に立ち会ったオーナーのサム・フィリップスが残したメモには、「グッド・バラード・シンガー、エルヴィス・プレスリー」と記されていたという。バラード・シンガーとしてプロの目にとまったエルヴィスが後に、キング・オブ・ロックンロールと呼ばれることになるとは、サムもエルヴィス本人も夢にもおもっていなかったであろう――。鈴木喜久雄氏が『エルヴィス・バラード』のライナーノーツで述べている。
競輪界は今月から115期・116期の新人選手がデビューする――。
テレビ画面からも緊張が伝わってくる新人の初々しいレースを見るのは楽しみである。こりゃまた凄いのが現れたもんだ――。大丈夫なのかいこの新人は……。最初からマークじゃないの――等々、勝手な「品定め」も競輪の面白さの内であろう。
競輪学校の卒業レース見学に熱心だったIさんは、デビュー前から独自の格付けを各選手に「施与」して楽しんでいた。今は学校時代の映像も豊富にチェック出来るから、家に居ながら似たことも可能だろうか(実際に見なきゃワカラン! とIさんには叱られそうだが)。
ここまで記して何だが、俺は「原石」の将来性を見分けるのにあまり熱心ではない。というか「見る目」にまるで自信がないのだ。
この自在性は只者じゃないと褒めたA選手はS級にもなれなかったし、将来マーク屋決定――根性が違うと断言したB選手はずうっと、中途半端な自力自在だった。そんな例は枚挙にいとまがない。
己の過去の低い「連対率」に鑑み、ひっそり何も論ぜず、初々しい新人の闘いを見届けることにしよう。
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