みなさん、こんにちは。
松山記念最終日の今日ですが、決勝が、深谷、新田の後ろが離れる可能性が高いので、先行体勢に入っていれば、準決勝のように東がはまっての２、３着が面白そう……とは思いますが、
無理して勝負するほどの自信はありませんので、この場はこのぐらいにしまして、

今回は、
「競輪（車券）で勝っていくには」
に、ついて書こうと思います。
以前勤めていた会社の社長が、よくこんなことを言っていました。
「買い目を絞ったら、配当が良いほうから厚めに（枚数を多く）買い、一番つかない車券は元取り程度の押さえにしか買わないのが、公営ギャンブルの必勝法だ」
と。

こんなことがありました。
私が、通勤電車内でスポーツ紙を見て、
川崎のあるレース、二車単６点買えば、まず取れると思い、
出勤してすぐ、社長に
「川崎で、絞って穴を取れるレースを見つけました」
と、告げました（なんて会社だ笑）ら、
「よし、乗った。買い目は何点？それぞれの予想配当も教えて」
とのことでしたので、
買い目６点と、予想配当を書いて渡しましたら、
「特に自信がある組合せなんてのは無いんだろう？」
と、聞かれ、
「とりあえず、この６点を買っておけば、間違いなく取れるとは思いますが、特にこの目がというのはありません」
答えましたら、
「それはむしろ好都合」
と、予想配当の一番良いものから順に、
１００枚、７０枚、６０枚、５０枚、２０枚、１０枚と、３万円を割り振り、
「もう行ってきなよ、川崎。レースが終わったら連絡して」
と、３万円と交通費を渡され、仕事には手もつけずに出発しました（なんて会社だ笑）。

ええ、取りました。
しかも、予想配当を８５００円とした、一番穴っぽい組合せで。
「ふっ。…だろうな」
と、会心の的中に独りごちながら、決定放送を聞きますと、
配当、まさかの１３０００円！！！（リアル失禁笑）

「いやいやぁ、つきすぎだって１３０００円は。
一銭もいらない本命サイドで売れちゃってたんだねぇ。バカだねぇ、買った人」
なんてニヤニヤしておりましたら、

「あれっ！！！………ってことは、社長やらかしてねぇか！！！！！………１００枚買ったやつだろう、これ」

と、気づきましてね。
震える手で社長の車券を確認しますと、
一番上に１００枚買ってある！！！………（脇汗ジュワワ―笑）

人生初の「高額払い戻し窓口」にドッキドキで向かい、
ズクって言うんですか？帯封された１００万円の束と、三十万円余を受け取り、無造作にバッグに詰め込み、
「あっ。おれっちも取ったんだった」
と、普通の払い戻し窓口へ（笑）

私は、総額一万円買ったうちの１０枚的中。

いや、充分なんですよ、普通に考えれば。
一万円が１３万円になったんですから。

しかし、できるだけ興奮を抑えるように社長に電話し、
「おっ。一番いいので入ったか。なくさないように気を付けて帰ってきな。
自分も取ったんでしょう？何枚？」
と、聞かれ、
「自分は１０枚です。当たったら何がきても１０万近くなるように買ってましたので」
と答えましたところ、
「狙いはズバリだったけど、買い方がダメだね。
前から言ってたでしょう。一番つくところに厚くだって」
と、半ば怒られ気味に言われて、
「そうか。どれも同じくらいの自信で買うなら、最低でも同じ枚数買うべきだったか。
まして、絞って穴を取るチャンスなんて、めったにないんだから、取れる時には大きく取らないとダメだもんなぁ」
と、考えさせられました。
その夜に開催された祝勝会でも、イマイチ盛り上がりきれませんでした。

で、今の私はどうかと言いますと、

相変わらず、どれがきても……的な買い方をしております。

なかなか変えられないんですよねぇ、買い方って（笑）

だから、いつまでたっても「能書き上手の車券下手」なんでしょうねぇ。

みなさんは、購入金額の割り振りについて、どう思われますか？

では、また。