宿口陽一-阿部大樹-武藤龍生は「自在屋-捲り屋-マーク屋」の布陣。ドカンと逃げちゃうのもあるのかなぁ? だけど年齢で表せば「三十七歳-三十二歳-三十歳」の並びで、なおかつ先頭の宿口は特別覇者と別格の存在でもあるわけだ。
もうGⅠとっちゃってるしGⅢをべつにがつがつしてまでは……のわけはないだろう。年末のグランプリの前に、GⅢは是が非でも手中にしておきたい勲章のはずだ。
ま、それよりなにより、宿口はいろんな苦労をしてやっとここまで来た。七転び、八転びしても、おきあがっていまがあるのだから、下手な温情は己の敵である。なぁんちゃって赤の他人にいわれたくはないわな。
そうはいっても阿部は絶好気配。ハコ無風なら差しじゅうぶんだろうけど、大舞台の番手の阿部には一抹の不安をおぼえざるをえない。
ここまでくると、もういつもとおなじ流れ、匂いだねぇ。そう、使い古しの文章で恐縮ですが、「宿口陽一からちがうところ」が結論です。
昨日別紙に、“当地開催の世界選手権タンデム・スプリントで斉藤登志信と稲村成浩コンビが銀メダルをとったのは前橋ドーム元年の年だ。なんと三十一年前である。”という拙文を載せ、斉藤の二三着車券を薦めたら、おどろくことに内をするすると来た斉藤が頭まで突き抜けてしまった。
【前橋ドームスーパーナイトレースGⅢ】は①②の二車単を買います。
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