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ジャケ買いの函館GⅢ

2018/05/01 7:21 閲覧数(504)
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 鈴木庸之のコメントに変化を察したのはいつからだろう――? 彼の発言をつぶさに記録してあるわけではないが、単純な「自力」から柔軟な「自在」が混じり、時には意味深な「何でもやる」なんてのもあったはずだ。戦法チェンジの意識が正直に口に出ているのだろうと、俺は鈴木が自在に重きを置く車券を幾度か購入しているが、結果として一度もハマったことはなかった。まァ相手も居ることだし、しかも彼が先行を捨てたわけでもないのだから仕方ない。だいたいそんな車券ばかりを買いつづけたら身が持たない。
 忘れたころに(薄れたころに)鈴木庸之の“何でも可能”な競輪がハマった。先日の函館GⅢ、大本線の南潤-山本伸一-松岡孔明を痛烈なイン粘りで分断してしまったのだ。
 そうだよなァ、やるしかない番組じゃないか――! と反応した俺だが声など出ない。だっていつもの手癖のようなズブズブ車券、「山本-松岡」を打っているだから——。
 この競走の二車単のオッズは南-山本で550円、山本-南が390円、山本-松岡までいくと660円(ちなみにその裏なら1690円)だった。どの数字を美味しいと思うか妙味なしと感ずるかは個々人の「競輪の好み」に依拠するのだろうが、それより俺が二段駆けっぽい並びに飛びついてしまうのは「ジャケ買い」(レコードやCDを外見のジャケットだけで買ってしまう行為)に近いのかもしれない。
いいかげん卒業しなきゃな、ジャケット買いは、音楽も車券も――。
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