前々期47.11前期47.00。黒河内由美(110期)の競走得点だ。代謝制度に引っ掛かる分岐点を巡る、まさに薄氷を踏むようなぎりぎりの闘いである。とくに前期はずっと敗者戦の連対がやっとという状態が続いて、最後の最後の名古屋23❼で計ったように帳尻を合わせた。その黒河内が中0日(名古屋が30日終りで京王閣の前検は大晦日入り)で京王閣のナイターを走っている。初日はイン粘りで◎小林莉子マーク、昨日はジカで◎大久保花梨マークの二着二着、二車単の配当は4160円に940円だった。
年末の28日、29日、30日はガールズ・ヤング・S級S班のグランプリ華やかなりし毎日だが、その「裏」では選手生命を賭した闘いが全国各地の競輪場で繰り広げられているのだ。
ヨコの動きが封じられているガールズケイリンに於いてイン粘りという表記に嫌な顔をする輩も居るが、俺はガールズの「マーク屋」を探すのが楽しいし、ガールズの「イン粘り」局面に、ドカしちゃえ!(しちゃいけないンだけど)とか、堪えろ! と声が出る性分である。
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