奈良の小回りバンクの五人ラインは実際以上に長く見える事だろう。
その一、石原颯も宮本隼輔も犠牲役たる二段三段構えで松浦悠士の優勝。
その二、相手関係なしに脇本雄太の次元の違うカマシ。
その三、脇本対石原、若しくは脇本対番手発進の宮本……その状況を冷静に見据えながら吉田拓矢の捲り。
その四、前掲の一、二、三は大括りに過ぎる。石原が夢中で踏んだ時、例えば宮本が退かされる、ダッシュ負けしそうな西田将志の所、柏野智典の所も危うい? 只でさえ「引いたら負け」の奈良バンクだ、何処かで「火が付けば」、其所彼処で「ヨコを厭わない」肉弾戦にもなり得る。
と、分かったような分からないような御託を並べたが、得意の「山勘」も中中降りて来ずまいった。
誰に勝たせたいか? と問われれば、脇本雄太か宿口陽一、と答えるけど、車券は別物である。
【奈良記念決勝】①ぶ厚い布陣の中核である松浦悠士ははずせない。②最終最後に吉田拓矢なる場面を幾度となく目撃しているが、奈良の三三バンクで同じ事が出来るのだろうか。③昔だったら脇本雄太-古性優作の表裏を八割二割の配分で打つのみだけど……とうにそんな勝負度胸は失せてしまった私だ。
……………………ふうむ………………①⑦と⑦①の二車単を買います………………。
追記。あまりに素っ気ない結論なので、前発表後と順番は逆だが、講釈めいた一文を記す。
脇本雄太にも吉田拓矢にも失敗して貰わなきゃ「松浦の展開」にはならぬが、もしかして、そんな混沌状況に真価を発揮するのが古性優作なのかも知れない。
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