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ぷうっと一息を吐いた~前橋G3決勝観戦記

2026/07/12 17:37 閲覧数(151)
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 たいした枚数を買っているわけでもないのだが、今日の第十二レースの発走前にぷうっと一息吐いた私だった。まあ本命らしき所を買っているわけだから自然と身体に力が入っていたのかも知れない。
 田中大我-脇本雄太-佐藤一伸-阿部拓真-佐藤慎太郎となるのはある程度織り込み済みで、脇本と佐藤一は同期でもあるが、そのままというわけには行かない。だって北三人だもの。簗田一輝が踏み上げた時に、脇本が番手から出て行った時に、このレースの二着と三着のかたちが見えて来る。自分でも意識せずにもう一度ぷうっと吐いたかどうかは覚えないが、数秒後にはがくりと力を落とす羽目になった。ま、このレースの一番の肝腎、勝負の分かれ目だから、ああいう事故も起こり得る。仕方がない。とクールに受け流したい所だけれど、品の無い私は我慢出来ずに声に出した。なんだこりゃ、つまらん、と。
 引っ張り役の、番手捲りを食った田中が三着に残っているという事実が、もちろん私から見ての感想だが、このレースのつまらなさ、掴み所のない崩れ方を象徴している。断っておくが田中の三着を憎んでいるわけではない。捨て身ゆえに(落車に巻き込まれることも無く)訪れた幸運を、競輪祭出場の権利を得た僥倖を、赤の他人ながら「よかったなあ」と思う次第だ。競輪逃げてりゃ良いこともある。そんな競輪箴言の最高の成功例を目撃させてもらった。
 私には、昼間の呆気なさ過ぎた前橋G3の決勝より、今晩の伊東F1の決勝の方が別格に楽しめそうだ。

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