平塚ダービーは四日目が終了――本日の目玉《ゴールデンレーサー賞》の勝者は守澤太志だった。今時点の《第一位》とも言える名誉に賞金も二百四十万とわるくない。半年後、おそらく佳境となっているであろう、グランプリ出場資格を巡ってしのぎをけずる賞金争いに、この「二百四十」が効けばいい。
日本選手権競輪の破格の優勝賞金七千九百万円もさることながら、二着の三千八百万、三着の二千六百万も、さすが特別競輪の最高峰と謳われるだけあり高額である。
そうそう、日本選手権には近頃あまり見なくなった《順位決定》なる種目も残っており、一着には三百七十万と、これまた敗者戦としては高い。
かつて競輪興行の最終日には順位決定が多く組まれていた。ボクシング流に言えばメイン・イベントである優勝戦の前のセミ・ファイナルだ。読んで字のごとく――第十位から十八位の順位を決定するレースである。
むかしは順位決定を得意にしていた記憶があるけど、好きだっただけかもしれない。ただ、九レースで資金を増やして最終の優勝戦を打った(ボーリングの第九フレーム=ファンデーション・フレームでゲーム・メイクという感じかしら)なんてことも何回かはあった気がする。
せっかくの《順位決定》だから――しかも一着三百七十万の敗者戦なら――買い甲斐があるというもの、もちろん目当ては優勝戦だけども、順位決定も大事になってきた――まだ準決も終わっていないのに、そんな《野望》を抱く私だ。
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