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画に描いたようなコンビ車券~静岡記念決勝観戦記

2025/02/16 17:59 閲覧数(295)
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 四回転ちかい大ギヤ(むかしに比べればということだけど)の自力乱立は、一度だれかが加速し始めたら、安易にバックは踏めない、ピッチの上昇は止まらない。しかも三車ラインがいればまだしも、二車ラインばかりでは各線なかなか細かな作戦など組めなかろう。
 嘉永泰斗-荒井崇博がインを切り新山響平-浅井康太の逃げを受ける。と記せば簡単なようだけど、この位置を求める場面でも嘉永はけっこう脚をつかっているはずだ。坂井洋の頭の中には、あれほど強引な眞杉匠、はなかったのだろう。眞杉が裸でぶっ叩くかたちになり、最終二角すぎは眞杉-新山-浅井-坂井-嘉永-荒井-深谷知広-岩本俊介-河端朋之の一本棒、といっても動きに動いた末の一本棒で、まだまだ動いている一本棒でもあり、七番手でも深谷の捲りごろと判じた。むろん最終バック線をとったわけでもなく、むしろ最後に届いた捲りにも見えるから、ひと捲りとは言わないけれども、きれいな捲り・マーク、画に描いた様な深谷-岩本のコンビ車券を見させてもらった。成り行き九番手の河端朋之まで引き込む「捲り・マーク・マーク」なのだから、やっぱりひと捲りでもいいのかしら。
 岩本に抜かれるのがこわいので深谷から眞杉とひねったら、その眞杉の先行を深谷-岩本で捲ったわけだから、私の買った「一-三」は砂の器なんてもんじゃなかった、と自分で書いていてよく意味がわからんが、とにかく降参の結末でありました。でも「三度目の正直」はあった。たしかにあったのだ。
 附記。「一-三」でやられたら「一-三」で取り返す。明日(十七日)の佐世保ミッドナイト第八レースに谷口幸司(高知・111期)が乗っている。たまたま谷口の前走大垣を見ていた。三日間とも番手で競っていた。明日も中四国の在本直樹(岡山・93期)とは組まず、一番強い(本命)と目される早坂秀悟(茨城・90期)にジカ、飯尾主税(静岡・81期)と競るらしい。早坂は一番車。谷口は三番車。「一-三」が俺が呼んでいる。

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