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四番と七番の前輪ばかり凝視していた~大宮記念競輪後記

2022/01/18 18:59 閲覧数(475)
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 押さえ先行じゃ深谷知広は前に出られまい。そこに乗る構えを見せた山田庸平も勘がわるい。結局南関も九州も下手を打ち、埼玉四人-成田和也でガンガン逃げた。六番手以降はやや離れ気味の一本棒、あとは宿口陽一が何処で番手から出るかだけ? 私は《五人線》の四番と七番の前輪ばかりに目が行った。換言するなら、平原康多-武藤龍生の繋がり具合と武藤-成田和也の繋がり具合、どちらがよりぴたり追走出来ているかが気になって仕方なかった。強風の上に超ハイピッチのブン回しだ、マーク型の成田と武藤にとり《息継ぎ出来ない》様なキツい流れであろう。直線迄いかに脚力を温存出来るかは、それぞれのマーク技術に懸かっている。
 ま、素人の私に軽々に解るわけもないから、技術なのか脚力なのか経験なのか、結果が全てを語っている、と記すにとどめるが、たとえば残り一周の計測で、平原-武藤の隙間の総計と武藤-成田のそれとでは、後者の方が短かったと云えなくもないのでは。
 毎年、大宮記念が閉幕すると正月気分も抜けるものだが、今年は年頭からそもそも正月気分にすらなっていない気もする。
 しかし今思い出しても、準決の深谷知広対犬伏湧也は凄まじかった。今日の深谷、犬伏が精彩を欠いたのは、昨日の激闘のせいかも知れない。不意にそんな考えが起こった。
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