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腕時計を捨てる

2018/04/16 6:09 閲覧数(392)
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 腕時計をしなくなって何年だろう。
 高校入学の祝いに買ってもらった時計はセイコーだったかシチズンだったか。
 成人してからはよくダイバー・ウォッチをしていたっけ、海の男でもなんでもないのに——。
 大枚投じてロレックスを買った友人は、もったいないとあまり身に着けなかったが、パチンコ屋は別だった。両替(景品を金銭に交換する)の窓口にはロレックスをしているほうの手でボールペン(俺らがよく遊んだパチンコ屋の両替用の景品)を渡す。さすればむこうもビビッてごまかさない(当時はけっこう手際よく? ハネられたものだ)。という理由がクールであった。
 これ見よがしに舶来の高級時計をチラチラさせるコメンテーターに芸能人――。ボード上の数字を動かしながら展開を説明する競輪解説者の手にも高価そうな時計があり、――武力衝突が生じれば円高となり日本経済にあたえる影響は甚大である。と、恥知らずにも能弁なアナリストの上着の袖口からもぶ厚く光る物が覗けた。
 ピーター・フォンダ扮するキャプテン・アメリカとデニス・ホッパー扮するビリーがコカインの密輸で得た金でハーレーダビットソンの大型バイクを購入改造、アメリカ大陸を旅するというロード・ムービー『イージー・ライダー』。キャプテン・アメリカが腕時計をはずし捨て去ってから出立する場面が印象に濃い。
 映画イージー・ライダーを唄った斉藤和義の『アメリカ』が無性に聴きたくなった。
 取っ散らかった文章になったが、俺も高級時計が欲しいのだろう、おそらく——。
        

 

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