彼との出逢いはかれこれ7~8年前になりますか、、
やたらと気忙しく、間髪入れずのマシンガントーク。
正直、落ち着きのない男だな・・・ってのが第一印象。
ぶっちゃけ、苦手な部類に属する人種であった事は否定はしない。
が、しかしだ!
そんな苦手な部類の人種をスンナリと受け入れられた言葉があった。
まぁ、彼は週末になると全国のオートレース場行脚に勤しむ熱き男。
今週は川口、来週は飯塚、再来週は船橋・・・と云った具合。
彼『ちょっと恥ずかしくて、あんまり見せたくはないんだけど、特別に見せちゃいます!』
そう云って彼は年間の己のオート遠征一覧を見せてくれた。
私『オィオィ!すーげーな!!毎週末の予定ビッシリじゃん!』
彼『小旅行ですよ、小旅行』
私『小旅行にしては移動距離がハンパないだろ~!』
彼『青春18きっぷがありますから大丈夫です!』
私『青春はとうに過ぎ去った年齢じゃねーかよ!』
(笑)
私『な~に、、もしかして追っかけかい?』
彼『人はそう見るでしょうし、見られても仕方のない事でしょう』
私『俺なんかそう見ちゃうよね』
彼『僕は子供の頃からオヤジに連れられオートレースを観ていましたし、オートレース場が遊び場でした。ガキの分際で選手の名前と車名を少しづつ覚え、予想ごっこなんかしておりました。物心がつき、大学進学で東京に出てきて、川口オートレース場に初めて行き、出走表を見て愕然としたのです。子供心に好きだった選手の名前がない、、今の時代、インターネットで何でも調べられる時代ではありますが、その頃はそうではない。予想屋さん・総合案内所に聞いてはじめて選手の引退を知る事となったわけで、、、』
私『そりゃ、ショックだよね』
彼『もうそんな思いをするのが嫌なんですよ、、且元選手・篠崎選手・阿部選手・小林選手・田代選手・福田選手・穴見選手・辰己選手・章夫選手・・・etc いつまで見られるか分からない。ひとつの時代を創ったベテラン勢の走りを記憶に残したいのです。ですから、全国行脚をするのです』
『ひとつの時代を創ったベテラン勢の走りを自身の記憶に記したい。』
この言葉が全てを物語っている様に思う。
とんでもねぇ奴と知り合いになったもんだ!
熱いぜ!熱すぎる!!
いや、、暑苦しい(笑)
確かに、今のオートレースはS一発勝負の展開が多く見られる。
あの時代と云ったら腕勝負!
捌きを魅せる凄腕勝負とでも例えましょうか。
選手は勿論、スタンドに詰め掛けたファンも選手と一緒に走路を走っていたものです。
その分、おっかなかったけどね(笑)
まぁ、荒い時代ではありましたが、選手ファンも一番輝いていた時代でもありましたね。
今の時代、いい意味でファン層も変わり、幾分とっつき易くなった感はありますが、彼にしてみれば『あの頃のオートレースふたたび』を願っているのでしょう。
そんな彼も家庭を持ち、幸せな日々を送っているようですが、、
オートレースに翔る情熱は永遠に色褪せないと感じます。
さて!
GⅡ川口記念も明日がいよいよ最終日☆
最終12Rでは優勝戦が組まれております。
ズバッと!いきます☆
今節の川口走路に泣かされたファンの方も多かった事でしょう。
かく云うワタクシも・・・であります。
その悩ましい走路状態の中でも安定して動いていた様に伺えるのは
⑧金子大輔選手
初日から、1・1・3・2の着取りではありますが、初日上がり403が魅力ですね。
Sも07・04・09・07
新タイヤに変わってから、時計・Sとバッチリと合ってますね。
SG全日本選抜覇者の冠は伊達ではありません。
明日は大外からカマシS一発!
次に④若井友和選手
初日から1・1・1・2
着最高ですね!
そして、本日のSタイミング01は凄いの一言に尽きます。
明日は20mH内から二番目の④号車からの発進!
Sも出易いのではないでしょうか?
地元の牙城は俺が守る!闘魂走り炸裂!!
先日のGⅠ川口GPに続いてのWタイトルに期待が懸かります。
そしてそして!
ちょっと暴れて欲しいのは①小林瑞季選手
初の8周回。
しかも、G初優出。
どこまでS張れるか粘れるか!が鍵となるでしょうが、見せ場だけは作って欲しいやねぇ。。
がしかし!
雨走路ならもしかして・・・?
があるかもです。
近況の雨連対率(2連対・3連対)共に100%これは凄いでしょう!
とは云ったものの、、勝って当たり前の選手が勝つのでしょうが、その主力級を苦しめる存在になって欲しいのです。
ガツガツしたレースを存分に披露していただきたい。
GⅡ川口記念優勝戦
④=⑧-⑦
これだけ!!
☆DJトミーのちょいとひとこと☆
今開催、佐藤摩弥選手の頑張りに拍手を贈りたい。
初日、絶対王者の異名を持つ高橋貢選手と同ハンからのレース。
30m最内からのスタートとは云え、分が悪すぎますよ!
がしかし!二日目以降の競走内容が素晴らしかった。
(着は度外視していただきたい)
女子だから、、だとかそんな事ではなく、レーサーとしての凄さを感じずにはいられなかった。
気迫とでも云いましょうか、男勝りの走りには将来を期待せずにはいられません。
もっと強くなって欲しいですし、彼女が一石を投じる事によって何かが変わる予感がするのです。
遠慮は無用!ゴリッゴリに攻めて欲しい存在でもあります。
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