121期の早期卒業生、中野慎嗣はいまだ負けなしの二十連勝中。明日(二十四日)には早くもS級初優勝に挑む。場所は北の大地の函館競輪場、しかも番手に師匠の佐藤友和というのだから、やっぱりもってる男は違う。
師匠とは二度目の連携、その一度目とは今日(二十三日)の準決で、師匠はドンから競られてしまう。別線に押さえられかけた中野が内から突っぱったため、佐藤は追うのを一旦あきらめ最後方まで下げたが、そこからもう一度、怒濤の追上げ、渾身の外競りで師弟ワンツーをきめた。
「中野慎嗣が無傷の二十一連勝でS級初優勝! 師匠の佐藤友和が二着で花を添える」はもちろん、「中野慎嗣に最初に土をつけたのはなんと師匠の佐藤友和!」でもドラマだなぁと思う。
ま、だからといって車券は異なるドラマを買っちゃうかもしれないけどね。
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