わからないところがある小松崎大地だけど、佐藤慎太郎が後ろのときは意外にも――と言ったら失礼だけど――めりはりを利かせたいい競輪をするんだよな。結果が出てから述べても「あとの祭り」である。しかしシンタローの「仕事」――再三のブロックは見事だった。ああ、成田和也が新田祐大と決めたレースも「安堵」――車券を買っているわけじゃないけど――をもよおすいい競輪だった。
男子は全八個レース中、逃げ・マーク二回、捲り・マーク二回、追込み・逃げ残り二回と、本線筋六つの順当な一日となった。
後半はガールズ。九、十、十一レースと、逃げ・マーク、追込み・マーク、追込み・マークとつづいたが、女子の場合はマークの意味合いが異なるから配当も二千円余、千四百円ちょうど、四千七百円余と高目だ。意志的なマーク、成り行きのマーク、追い上げマーク……普段のひら開催では自力で簡単に勝っちゃう選手がマーク策をとる。トップクラス同士のガールズケイリンは存外にむずかしい。あらためて思った次第である。
誤記を断った上で申す。
雨の宮杯が始まった。
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